※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

システムエンジニアの給料・単価の上げ方

2023年2月2日コラム

日本のエンジニアの給料は安いか?

そもそも日本のエンジニアの給料は安いのだろうか?
アメリカのエンジニアと比べれば安いのは間違いない。

しかし、あっちの物価に比べて日本はデフレ地獄による物価安状態が継続しているので、
額面で差は付いていても、
実態はそこまで差は付いていないと勝手に思っている。

アメリカのエンジニアは大学でコンピュータサイエンス取らないと門前払いだったりするので、
なりやすさ的にも日本は優れている。

日本の他の業界と比較すれば、エンジニア業界はかなり恵まれているほうだと思う。

僕は造園業界に身を置いたことがあるが、
どの業者も斜陽業界の悲哀を感じていた。

エンジニアは人手不足で需要も高いので当面金の巡りはよさそうな雰囲気がある。

エンジニアの給料・単価の相場(in東京都)を超主観的に解説する

統計とか見ずに語っているので間違っていたらごめんなさい。
自分の経験(バックエンド・Java)と現場で見聞きした話をベースに主観的相場観を書いていきます。

正社員

年収300万円

未経験入社するとだいたい300万前後だと思う。

年収400万円

入社して数年したらこのくらいは貰えそうなイメージ。
数年して届かないなら転職・フリーランスを考えるべき

年収500万・600万

大手企業だとヒラでもこのくらいは貰えるイメージがある。
中小だと役職つかないと貰えない。
中小でも優良ベンチャーだと貰えるのかも?

年収700・800万

大手企業・でかいSESで役職つくと貰える金額。
中小だと勢いのあるベンチャーの役職とかじゃないと貰えない感じがする。

年収900万~

優良企業かつ有能だと貰える金額。
この金額貰っている人は役職or能力がすごいイメージがある。

フリーランス

税込単価40万

まともに開発経験がない状態でフリーランスをやると、
この金額くらいで交渉しないと面談で落ちる。
ダンピングしてとにかく開発経験を得る必要がある単価。


僕は最初この金額からスタートしました。
ほぼテスターしかやったことない状態だったので、
ダンピングしてでも現場に入ることを優先しました。
ちなみのこの単価から経費や交通費を払うので手取りはもっと減ります。

税込単価50万

開発経験があるエンジニアだと最低でもこのくらいは貰えるイメージ。

税込単価60万

リーダーの指示があれば実装できるくらいの能力があればこのくらいは貰える。

税込単価70万

それなりに自走することを求められる。

税込単価80万

自走できる能力が有り、
大手エージェント(ギークスやレバテック等)を使って、
まともな現場に入るとこのくらいは貰える。

税込単価90万以降

週五日働くと年収1000万円超えて、
消費税を払う必要があるので週四とかにしている人もいる。
この単価以上の人はかなり有能なイメージがある。

相場のまとめ

僕の勝手なイメージと見聞きした情報と経験を基にざっくりと解説しました。
正社員ならとりあえず年収600万、
フリーランスなら税込単価70万を目指すと良いと思います。
上記の金額なら、ちゃんと立ち回れば凡人でも達成可能だと思っています。

エンジニアの給料・単価の上げ方

さて本題の給料・単価の上げ方を解説していきます。
結論から言うと「交渉をする」のが一番簡単に給料・単価を上げる方法です。
正社員なら社長など権限がある人を対象に「給料を上げてください」と交渉する。
フリーランスなら契約更新時・新規契約時に「このくらいの単価をください」と交渉する。
それだけです。

強気なお値段で交渉しても、あっさり貰えた経験が何度もあります。
下記で詳しく解説していきます。

正社員の給料の上げ方

就職して最初の二年は交渉は難しいです。
というのも二年くらい開発経験がないとフリーランスになりづらいので、
会社側に圧力を掛けづらいのです。
二年くらい開発経験があれば、フリーランスに転身できる+他の企業に転職。
という二種類のカードがあるので交渉しやすいです。

以下に給料を上げる3つのルートを挙げます
①正社員 → フリーランスで単価をがんがん上げる → 正社員に戻る
②同じ会社で交渉して給料を上げていく
③正社員 → 転職して他企業の正社員になる

有能な人なら③ルートで十分給料を得られますが、
僕のような雑魚エンジニアの場合①のルートをおすすめします。

フリーランスの方が単価を上げやすいので、
がんがん単価を上げていきます。
ある程度単価が上がった状態で正社員に戻ると
フリーランスの時の単価をある程度考慮してくれるので年収が高い状態で正社員になれます。
②の同じ会社で頑張るルートよりも早い年齢で給料を上げられるはずです。

有能な人はそんなことをせずとも、
ヘッドハンティングされたりビズリーチ使ったりして優良企業に行けるのでフリーランスになる必要はない気がします…。

フリーランスの単価の上げ方

単価が安い内は現場を半年に一回くらいのペースで変更し、
その度に単価を5万くらい上げると良いです。
面談で強気に交渉しましょう。
僕は上記を繰り返し3年で単価が倍になりました。

しかし、上記の方法には副作用が合って、
急激に高い単価を得ようとしているので、
振られる仕事の難易度が上がります。

常にストレッチした状態で現場を立ち回らなきゃいけないのでしんどいです。
僕はとても辛かったです。
なので若くて時間に余裕がある人はもう少し緩やかに単価を上げてもよいと思います。

僕のように開発経験がほぼない状態でフリーランスになった人や、
とにかく速く稼ぎたい人は、ばんばん単価を上げていきましょう。
えぐいプレッシャーを代償にお金が手に入ります。

まとめ

・とにかく交渉することが大事。
・フリーランスになると単価が上げやすい(ただし急激に上げるとプレッシャーがえぐい)
・一回フリーランスを挟んで正社員に戻るのもあり

→ 僕はフリーランスを挟んで正社員に戻りました。

エンジニア系 記事一覧

2023年2月2日コラム

Posted by raishin