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絶対に読んでほしい、おすすめ「やる夫スレ」

2023年12月23日レビューやる夫スレ

お金をかけずに暇を潰したい人におすすめなのがやる夫スレ。
まとまった時間が出来るとついつい面白いやる夫スレを探してしまう。
そんな僕が特におすすめしたいやる夫スレを紹介していきます。
ネタバレしないように内容には軽くしか触れないので安心して読んで下さい。

ちょくちょく更新してます。
最新のおすすめ作品はnewをつけています。

ちなみにMacでやる夫スレを見るとフォントの関係でうまく見れません。
対策記事を書いたのでMacの方はご参照ください。

目次

やる夫スレおすすめ

【あんこ】奇妙な夜神月の総理な冒険【ジョジョ】 new

【あんこ】奇妙な夜神月の総理な冒険【ジョジョ】

あらすじ

原作:ジョジョの奇妙な冒険
ジョジョの奇妙な冒険の世界にて、
総理を目指すド貧乏高校生:夜神月がスタンドを発現させる矢に刺され覚醒。
日本国民を総理(予定)として守るため奮闘するお話。

おすすめポイント

【主人公が頭おかしくて素晴らしい】
総理を目指すド貧乏高校生:夜神月が主人公。
あらゆる場面で総理(予定)としての発言をするのが笑える。
AA元が夜神月なだけあって賢いが、
総理要素がコミカルさを加えて、
いい塩梅の主人公となっている。

【スタンドバトルが楽しい】
スタンド:アルミナ 本体:夜神月
【破壊力 – A / スピード – B / 射程距離 – E / 持続力 – D / 精密動作性 – B / 成長性 – A】
 触れたものを問答無用で即死させる。ただしこの能力で殺されたものは、
 最大で40秒後に”蘇生”する。40秒以内であれば任意のタイミングで蘇生することもできる。
 言うなれば相手に”死亡”という状態異常を一時的に付与する能力。
 この能力で殺されたものは、死後どれほど破壊されようと蘇生する瞬間に死亡直前の状態に巻き戻る。


上記のスタンド能力を駆使して、
数々のスタンドバトルを突破していく。
練られたスタンドバトルは見ていて超楽しい。

【原作のパラレルワールド】
ジョジョ六部の結末が原作とは異なる展開になった世界の話。
黒幕らしき人物の暗躍で原作破壊が起きていそうだが……。
2023/12/23時点では未完なので、先が気になる。

【ジョジョ好きなら楽しめる】
登場するキャラが濃く、
脳みそをフル回転させるスタンドバトルが読める。
ジョジョ好きなら絶対に楽しめる作品。

やる夫が小料理屋を経営してるようです

やる夫が小料理屋を経営してるようです

あらすじ

やる夫は小料理屋を開いている。
ある日、女子高生である及川氷麗がバイトを希望してきて……

おすすめポイント

【読んでいて疲れない】
僕は政治モノや軍事モノの物語を愛している。
愛しているが、たまには気楽にダラダラと物語を楽しみたい時もある。
そんな時におすすめの作品。
料理と優しい人間関係が中心の話なので、
心安らかに物語を楽しめる。

【及川氷麗がカワイイ】
やる夫と及川氷麗の恋愛描写が素晴らしい。
特に及川氷麗の心情描写が多く、
色々考え込んでいる姿が可愛らしい。

【完結している?】
やる夫と及川氷麗の恋愛模様が一段落ついた所まで書かれている。
明確に完結しているわけではないが、
物語としては一区切りついているので、
読後に不満足感は残らない。

【食欲増進効果がある】
作中でやる夫が料理の解説をしてくれる。
これが実にうまそうで食欲を喚起する。
読むだけで無性に和食が食べたくなる作品。

やる夫はうたわれないもののようです

やる夫はうたわれないもののようです

あらすじ

原作:うたわれるものシリーズ
カミュの友人ポジションのやる夫の存在によって原作が変わっていく話。

おすすめポイント

【原作破壊】
原作がある作品のやる夫スレはどういった原作破壊をするかで作者の力量が見えてくる。
原作ヒロインがやる夫のヒロインになったり、
原作で死んだ人物が生存したり、
色々と変化が起きるので是非一読して確認してみてほしい。

【初代うたわれるものしか知らなくても楽しめる】
「二人の白皇」までのシナリオを内包している作品。
僕は初代以外はプレイしていないが、
それでも楽しく読めた。

【完結している】
「二人の白皇」までのシナリオをきっちり完結させている。
原作改変しつつ、ちゃんと風呂敷を畳みきった作者の努力に拍手を送りたい。

【うたわれるもの好きな楽しめる】
「うたわれるものシリーズ」が好きな人なら時間を忘れて読み耽ることができる作品。

できる夫はTS悪役令嬢になるようです

できる夫はTS悪役令嬢になるようです

あらすじ

あるゲームの悪役令嬢(AA:エリザベート・バートリー「Fate」)に転生したできる夫。
前世の知識を活かして優秀なお嬢様として立ち回る。
王位継承者問題・自家継承者問題などに巻き込まれ、
政治・軍事に関与していくお話。

おすすめポイント

【エリちゃん可愛い】
できる夫はエリザベートに転生し、前世の経験を活かし優秀さを周囲に見せる。
しかし、ゲームの主人公である藍子が好きすぎて、
藍子関係だとポンコツ化するのが可愛い。
藍子関係におけるエリちゃんのポンコツに周囲が困惑・爆笑する展開に吹いた。

【貴族の継承者問題を描いている】
エリちゃんには兄がいるが体が弱い。
当主である父親は怠惰なため、最低限の仕事しかしない。
そのせいで当主代行として活動することが多い。
実績を積み重ねていくエリちゃんに兄であるハッカドールは焦燥感を抱く。
ハッカドールに子供ができれば、その子を当主にしてエリちゃんを補佐につける。
という形にできるが、なかなか子供ができず、ドロドロ展開になっていく。

王家は王家で長男・次男がどちらも王を目指しており、
王はまだ王位を譲る相手を公言していない。
揉めてくださいと言わんばかりの状況。
当然、裏で様々な謀略が交錯する。

貴族の継承者問題をちゃんと描写しており、
政治モノが好きな僕は大満足だった。

【完結している】
やる夫スレは作者に報酬が入るわけでない。
作者の熱意駆動で描かれている物語なわけで、
完結しているだけで超偉い。
しかも面白いんだからさらに褒めちゃう。

【あんこ】ディエゴ・ブランドーがグランドオーダーに挑むようです

ディエゴ・ブランドーがグランドオーダーに挑むようです

あらすじ

原作:FGO
破天荒な行動をするディエゴ・ブランドーが所長代理として人理修復をする話。
ヒロインはオフェリア・きよひー・ティアマト

おすすめポイント

【オフェリアのヒロイン力】
オフェリアの魅力が詰まった作品になっている。
強烈なヒロイン力を持っているので、
オフェリア好きな人は必ず目を通して欲しい作品

【ティアマトがヒロイン……だと?】
あんこスレなのでダイスの結果によっては訳の分からぬ事象が起きる。
ダイスが荒ぶってティアマトがヒロインになる。
ティアマトをヒロインにした作品を初めて見た。

【ディエゴ・ブランドーの破天荒な行動が笑える】
・セプテムでネオマケドニアという第三勢力を築く
・ロンドンでは世界遺産に放火
・6章では初代山の翁を悍ましい音痴な歌で勧誘
・7章では茨木童子の住んでる山に放火した後、「話し合おう」と平然と言い放つ。
・深海電脳楽土SE.RA.PHではくっそ汚いマクロス7をやる。

色んな場面でクソみたいな歌で解決する展開に笑い転げること間違いなし。

【新宿イベントの読後感】
亜種特異点【新宿】の完成度が素晴らしい。
終わり方が切ないけど爽快な読後感を味わえる。

【亜種特異点まで完結】
亜種特異点までは描写されており、物語としては完結している。
かなり長い作品なのにきちんと完結させる作者の技量に拍手。
この作者のあんこスレは基本はずれがないので、
他の作品も是非追いかけて欲しい。

【続きをくれ……】
FGOの2部が終わったら続きを書いてくれるらしい。
面白すぎて早く続きが読みたい。

やる夫は伝説になるかもしれないようです

やる夫は伝説になるかもしれないようです

あらすじ

原作:ドラゴンクエスト3
勇者一族に生まれたやる夫は極秘の王命を受け、武闘家としてソロで魔族を葬っていく。
途中から勇者パーティーに合流してバラモス討伐に同行することに……

おすすめポイント

【完結している】
やる夫スレにおいて完結した作品であることはそれだけで褒め称えてよい。
全27話なので半日くらいで読み終わると思う。

【効率厨の勇者やらない夫】
やる夫が途中から合流する勇者パーティーの要である勇者やらない夫。
とんでもない効率厨で、
無駄を嫌う意識高い系ITエンジニアっぽい雰囲気がある。

サマンオサの悲惨な現状を見て
「まぁいい、この国の問題なんぞ俺たちには関係ない。必要なのはオーブだけだ。」
と言い切る情の無さに笑った。

やらない夫「必要なら処分するだけの話だ。人間であろうが、魔物だろうが、な」
この台詞を勇者が吐くんだぜ。
一風変わった勇者であることは保証する。

【原作とは異なる部分】
・アリアハンだけでなく各国に勇者がいる設定。
・アリアハンの王様が有能でちゃんと政治をやっている。

主人公パーティ含め各登場人物がちゃんと思考を回して立ち回っているのが良い。
ドラクエ3が舞台なのにリアルっぽい政治部分が描写されているのも素敵。

幼女戦記~ターニャがクッソ素直だったら~

幼女戦記~ターニャがクッソ素直だったら~

あらすじ

原作:幼女戦記
原作とは異なりターニャがめっちゃ素直で神のために働くIF物語

おすすめポイント

【短いが綺麗にまとまっている】
やる夫スレにおいて完結した作品であるということは強烈な加点ポイント。
短く綺麗にまとまっているのでさくっと読めるのも素敵。
全7話なので全話読むのに一時間もかからない。

【原作破壊】
神に対して素直に信仰があるので、
原作とは異なり神からのバックアップがある。
そしてどんどんチートになっていくターニャが原作を破壊していく。

【ターニャの周りの大人達の挙動】
ターニャが素直ないい子なので、
周りの大人達は危険人物と理解しつつも重用せざるをえないのが笑える。
見てみぬふりをする大人たちが妙にリアルで面白い。

【あんこ】悪役令嬢と石田三成

【あんこ】悪役令嬢と石田三成

あらすじ

悪役令嬢に転生したアナスタシアは自分の過酷な運命を乗り越えて生存するために石田三成を超魔法で召喚。
石田三成を参謀として雇い、平和に生きる方法を模索していく

おすすめポイント

オリジナル悪役令嬢ものあんこスレ。
デッドエンドを回避するために石田三成の知恵を借りながらアナスタシアは奮闘する。
アナスタシアは平和を求めるが情勢・立場が彼女を戦乱に巻き込んでいく。

序盤の学園編は実に平和。
しかし、だんだんとシリアスになっていく。
終盤はさらにシリアス度が加速する。
戦乱編に突入してからが超面白いので、是非そこまで読んでみてほしい。

【好きなシーン】
第45話で「悪役令嬢と石田三成」というタイトルを回収したシーンは素晴らしかった。
お手本のようなタイトル回収に拍手を送りたい。

【最終回の出来の良さ】
終わり方が素晴らしかった。
爽やかだけど切なくもあるエンドに涙腺をやられた。
読後感が爽快すぎて、素敵な余韻に浸れる作品。

【あんこ】モルガンと往く人理修復【FGO】

【あんこ】モルガンと往く人理修復【FGO】

あらすじ

原作:Fate/Grand Order
冬木で召喚した英霊がモルガンだった場合の物語

おすすめポイント

Fate/Grand Orderの序章の冬木で召喚した英霊が「妖精国を設立したモルガン」であった場合のIF物語。

あんこスレなので、ダイスの目によっては原作が簡単に崩壊するのが楽しい。
ちなみにあんこスレは「ダイスの目によってシナリオが分岐する」
安価スレは「読者の意見を取り入れてシナリオが分岐する」
僕は最近まで上記2つの区別がついていなかった。

【良い所1】
「終局特異点 冠位時間神殿ソロモン」
まですでに完結している所。
未完のまま終わってしまう作品が多い中、
ちゃんと区切りのいいところまでたどり着いているのが偉い。

【良い所2】
モルガンが最初からいるので、妖精国の情報が座に流れ込んでいる。
よって妖精国のキャラがFGO第一部の各特異点に存在する。
そしてあんこスレなので、原作からはだいぶ外れる。
原作にいないキャラで崩壊している原作を走る。
まさに二次創作の楽しみを味わえる。
主人公の藤丸がだいぶおかしいキャラになっているし、
オルガマリーが生存したり、
だいぶ原作が捻れているので期待してほしい。

【良い所3】
高品質・高頻度更新のくせに量が多い。
面白すぎて僕の貴重な時間が3日ほど奪われた。
ようやく「終局特異点 冠位時間神殿ソロモン」まで読み終わった。
すごいボリューム。

【推しキャラ】
オルガマリーがめっちゃ主人公してるので推したい。
へたれなのに凄い頑張るので見ていて応援したくなる。

FGOやっている人なら絶対に楽しめる傑作。
ぜひ読んでみて欲しい。

【あんこ】ラインハルトが同盟へ亡命したようです【銀河英雄伝説】

【あんこ】ラインハルトが同盟へ亡命したようです【銀河英雄伝説】

あらすじ

原作:銀河英雄伝説
ラインハルト一家+キルヒアイスが同盟へ亡命した場合のIF物語。

おすすめポイント

あんこスレなのでダイスの目によって訳の分からない展開になるのが面白い。

【物語の始まりからイカれている】
アンネローゼが皇帝に献上されるタイミングで、
ラインハルトとキルヒアイスで皇帝を襲撃し人質にとり同盟へ亡命する。
同盟では日銭を稼ぐためにラインハルト・キルヒアイス・アンネローゼは芸能界に入る。
もうこの時点で原作が完全に崩壊していて笑えた。

【ミラクル・フォーク准将】
ネタバレになるので詳しくは書かないが、
アンドリュー・フォーク准将がここまで輝く作品はかなり珍しい。

【ロイエンタールが原作とは異なる動きをする】
ラインハルトがいないため、
軍規を守ったミッタマイヤーを保護できる人がいない。
そのため、原作と違った展開を迎えてしまう。
当然、ロイエンタールが座して待つわけもなく……。
帝国側でもラインハルトがいないことにより様々な影響が出てくるのが面白い。
特にロイエンタールは激しく原作とは異なるので注目して欲しい。

【ラインハルトの恋模様】
ラインハルトの恋愛模様がどうなるか最後まで読めなかった。

【爽やかな読後感】
全14話で完結している短い作品。
読んだ後の読後感が爽やかで心地よかった。
読後感が良い作品は思わずおすすめしたくなる。

【あんこ】銀英伝みたいな何か

【あんこ】銀英伝みたいな何か

あらすじ

原作:銀河英雄伝説
原作のフレーゲルのようなポジションに生まれたライトが帝国でのし上がっていく話。

おすすめポイント

銀河英雄伝説を原作とした二次創作をやる夫スレでやっている作品。
アスキーアートを使っているためやる夫スレと言っているが、
やる夫・やらない夫は登場しない。
原作に登場する人物は原作通りの見た目をアスキーアートで表現されている。

アルフレット・フォン・ランズベルクが最高に良いキャラだった。
彼がこんなに輝く作品を始めて見た。
主人公ライトは有能で、無能なアルフレットを見下していた。
しかしある事件によりアルフレットから大事なものを学ぶという展開は良かった。
主人公ライトに与えた影響は作中でも上位に入るキーマンであった。

ライトの生まれがブラウンシュバイク公の親族なので、
当然帝国の門閥貴族として生きていくことになる。
門閥貴族だと基本的にラインハルト・フォン・ミューゼルと敵対することになる。
本作の主人公ライトがラインハルトとどうなったかは是非読んで確認してみてほしい。

・帝国の人口が500年で激減した謎
・同盟との戦争
・主人公ライトとラインハルトの決着

あたりを綺麗に描写して完結している。

夢中になった完結まで読んでしまった名作。
政治・軍事に興味がある人には心からオススメしたい。

【あんこ】凡骨王ギルガメッシュ【遊戯王】

【あんこ】凡骨王ギルガメッシュ【遊戯王】

あらすじ

デュエル・アカデミアに入学したギルガメッシュがサイバードラゴンデッキを相棒に闘う物語。
遊戯王を題材にしているがストーリーはオリジナル。

おすすめポイント

主人公ギルガメッシュのデッキがサイバー・ドラゴンというのが良い。
作者はよくサイバー・ドラゴンデッキを選んでくれた、ナイスチョイス!
昔からのサイバー・ドラゴン使いとしては実に嬉しかった。

ストーリは―デュエル・アカデミアの学園生活を通じて各キャラと交流し、
終盤のシリアス展開に立ち向かう、という王道展開をする。
後半の激しい展開は実に遊戯王らしさを表現していて良かった。
謎を明かし、伏線を回収し、きちんと最終回でまとめる作者の技量を称賛したい。

この作品で推しているキャラはメリュジーヌ。
ちょろいドラゴンが実に可愛い。
いつのまにかメリュジーヌのアスキーアートが増えていることにびっくり。
好きなキャラなので他の作品でもがんがん出してほしい。

遊戯王好きには絶対刺さる作品。
特にサイバー・ドラゴン使いには読んでほしい。

やらない夫は食の軍師のようです

やらない夫は食の軍師のようです

あらすじ

やらない夫が飯を食いに行き、独自のこだわりを軍師のごとく激しく解説する物語。

おすすめポイント

やらない夫の空回りっぷりを楽しむ物語。
キョン子がヒロイン。
見ていると腹が減って、何か口にしたくなるので夜中に見るのはやめよう。

やらない夫のキャラがかなりキテレツ。
キョン子が頼むものにいちいち大げさに反応し、深読みする姿は滑稽すぎて笑いがこらえきれない。
その深読みが空回りして、無駄に苦しんでいる姿が面白い。

完成度が高い外食コメディ。
この物語を見た後に食べる飯はめちゃくちゃうまく感じる。
食前にどうぞ!

やる夫の魔王の道

やる夫の魔王の道

あらすじ

ひょんなことから魔王軍に所属することになったやる夫。
もちまえの料理技術を駆使して魔王軍の料理人として生きていく。
世の中はだんだん戦争の気配が漂ってきて…。

おすすめポイント

10年以上前の超名作。
久しぶりに読み直したら色褪せぬ面白さだったので紹介したい。

やる夫、
水銀燈、
でっていう、
魔王、
誠、

オプーナあたりの人間関係が複雑で、
しっかりプロットを作って書き上げたんだろうな、
と推測できるほど完成度が高い。

特にでっていう絡みのエピソードで何回も泣かされた。
特に【Chapter 19 魔王の外道(前編)】の魔王とでっていうの会話で涙が枯れるレベルで号泣した。

ファンタジー戦記物として完成度が高く、
各キャラがめちゃくちゃ魅力的なので、誰にでも自信をもっておすすめできる。

完結しているので時間を確保してじっくり読んでみてほしい。

【あんこ】フライング・バースデー趙雲【キングダム】

【あんこ】フライング・バースデー趙雲【キングダム】

あらすじ

元ネタはキングダム
フライングして生まれてしまった趙雲が秦に仕える話。

おすすめポイント

主人公趙雲が序盤のアンケのせいで極度の人間不信に陥り、
美しい生き様を求める頭のおかしい人物になってしまった。
この性格の設定のおかげで、
本人は真面目に話しているのに周囲がドン引きという展開が多発。
めちゃくちゃ笑えた

この作者はアンケの結果で大幅な原作ブレイクをしてくれるのがほんと好き。
しかもきちんと完結させる力量がある。
今作もちゃんと完結している。

キングダムの中でも復讐鬼として描かれる万極
その万極を「美しい生き様」と褒め称える主人公まじ頭おかしい。
まさか万極に対して「お労しい」という感情が芽生える日がくるとは思わなんだ…。

頭のおかしい知勇兼備の名将:趙雲の活躍をぜひ楽しんで欲しい。
かなり笑えることは保証する。

☆凜冒険者シリーズ二次創作 「センダイにクラス転移したのでクラスメイトを買ってみた話」

☆凜冒険者シリーズ二次創作 「センダイにクラス転移したのでクラスメイトを買ってみた話」

あらすじ

元ネタは凛という人の冒険者シリーズ?
あまり原作は気にしなくて良い。
知らなくてもまったく問題ない。

異世界にクラスメイトごと移転してしまったやる夫が
すぐさま行動し冒険者として成り上がり、
周りを巻き込んで経済的成功を手に入れる話。

おすすめポイント

個人的にまったく好きなタイプの主人公ではない。
それなのにめちゃくちゃ面白かった。

冒険者として成り上がる過程で、
いろいろな経済的な施策を試し、徒党の規模を拡大していく。
都市開発+冒険の物語。

経済発展により、娼婦になる女性が減り、
娼館の展望が先細りになっていく。
でも、そんな娼婦の街を愛している婆さんのエピソードは最高だった。
泣いた。

ちゃんと完結しているので読後感も良い。

冒険者シリーズは凄まじい数の二次創作がある。
この作品を読むことで共通の設定(地名・冒険者制度・娼婦の街)が理解できるので、
他の二次創作も楽しみやすくなるのが魅力的。

あんこ】カミーユ・ポッターと短気な意思【ハリーポッター】

あんこ】カミーユ・ポッターと短気な意思【ハリーポッター】

あらすじ

原作:ハリー・ポッター
ハリー・ポッターの性格をカミーユにした物語

おすすめポイント

カミーユの頭のおかしさが素晴らしい。
暴力・魔法を振るうことに躊躇しないカミーユさんの独善的な行動が原作をぶち壊す。

ハリーの立ち位置のくせに性格がカミーユだから寮はスリザリン。
マルフォイがカミーユを抑えるカミーユ係として皆から同情されるという謎展開。
マルフォイはほんとお労しくて…笑いがとまない。
あんこにより原作の境遇よりハードな環境になってしまったカミーユが主人公。
ちょっとだけカミーユの頭のおかしいシーンを紹介する。
第一話でダドリー・ダーズリーを殴ったカミーユは地下牢に入れられる。
その時のセリフが ↓

カミーユ「殴ってなにが悪い!!
     学校で弱いもの虐めしてた奴に、同じ目に合わせてやっただけだ!

     あいつはクラスの女子生徒を十発もぶった……
     俺はまだあいつを七発しか殴ってなかったのに、

     盆暗教師に止められて……あと三発殴らせろ!」 


こんなん笑うしかない。
その後叔母さんからダドリーを殴ったことを咎められ食事として生ゴミが出される。
叔母「ふざけんじゃないよ屑が! 死んじまえ!!」
と罵声を受けカミーユまたも切れる。
カミーユ「し、死ねなんて……俺は甥だぞ!
     なんでそんな酷いことを言うんだよ!
     そんな酷いことを他人で平気で口にする親だから、
     息子がああいう風に育っちゃうんでしょうが!!
     うおおおおおおおおおおおおお!牢屋を開けろ! 
     殺してやる!!」


疾走感あふれるキレっぷりに笑いがとまらなかった。
この時点でコメディの傑作になることを僕は確信した。
カミーユの暴れっぷりはその後も止まることがないので、
まずは一話を読んでみてほしい。
一話で吹き出した人ならゲラゲラ笑える作品だと思う。
ちなみに美しく完結した。ますますオススメしたい。

やる夫の北海道カオス立志伝

やる夫の北海道カオス立志伝

あらすじ

転生者達が大量に送り込まれた北海道。
転生者達が暴れまくったカオスな時代から500年が経った。
旅館業を営むやる夫が戦果に巻き込まれ、
戦乱を生き抜く話。

おすすめポイント

主人公:やる夫の仲間達の掘り下げがすばらしい。
どいつもこいつも複雑な過去をもっており、
他国の事情・暗部などと関係してくる。

キャラの輝きは主人公達味方陣営だけではない。
敵・第三勢力のキャラ達も見事に描写されている。
嫉妬・野望・絶望などが細かく描かれているため、非常に共感しやすい。
敵の生き様・死に様に感動すら覚えた。

僕が戦乱ものが好きだというのもあるが、
それを差し引いても傑作だと思う。

転生者達が一斉に過去の北海道に送り込まれる一話の時点では、
正直なところ駄作になるだろうなあ、とカケラも期待していなかった。
しかし、いい意味で裏切ってくれた。
これだからやる夫スレの発掘はやめられない。

2013年から連載しているが、未だ完結していない。
2021年になって更新が再開されているので、期待して続きを待っている。
仕事をさぼって夢中になって読んでしまった作品。
戦乱ものが好きな人は読んで、どうぞ。

エドモンは大海賊時代で復讐者になるようです

エドモンは大海賊時代で復讐者になるようです

あらすじ

原作:ONE PIECE
オハラの生き残りのエドモンは赤犬に復讐を誓う。
世界に復讐する仲間たちを率いて大海賊時代で頭角を現していく。

おすすめポイント

エドモンが仲間にする爆殺少女ルイズの暴走っぷりが面白い。
天竜人を爆殺したせいでお尋ね者になり、
敵とみるや即爆殺するクレイジーガール。
船長のエドモンの号令を聞く前に敵を爆破する等、
バーサーカーっぷりは最後まで変わらなかった。

エドモン「実はこれから色々あって人間屋を襲撃して、店の連中と客を皆殺しにして奴隷解放する予定なんだが、くるか?」
ルイズ「乗った!」

という疾走感あふれる頭のおかしい会話が好きすぎる。

スリラーバークでゾロたちはくまに追い詰められ、
ルフィの首を渡せと言われる。
エドモンは覆面をかぶって助けに入ることに。
直前にルフィたちの航海日誌を見たエドモンは
初対面にも関わらず
「ゾロ・ナミ・チョッパー、助けに来たぞ!」
名前を呼びながら知り合いのごとく颯爽と躍り出る。
「誰?」
困惑する麦わら海賊団という流れに吹いた。

文字にするとさほど笑える感じではないんだが、
このシーン本当に笑えるので是非読んでほしい。

上記シーンにおいて、
エドモンがはったりでゴールド・ロジャーの息子を騙ったせいで、
とんでもない展開になり、原作の展開から逸れまくる。

二次創作を読む楽しみはなんといっても原作ブレイク。
その醍醐味を十二分に楽しめる作品になっている。
この作者は原作崩壊を扱うのがとてもうまい。

アンケスレを何個も完結させているだけはある。
ワノ国あたりまでの原作を消化し、
きちっと完結させている作者の手腕を賞賛したい。

コードギアス 反骨の無惨様

コードギアス 反骨の無惨様

あらすじ

原作:コードギアス
日本解放戦線のボスが無惨様になったコードギアス。
無惨様の存在が原作の展開を悉く破壊しつくす。

おすすめポイント

無惨様のキャラが濃すぎる。

無惨様、好きな女性のタイプを訊かれ
「自身が女装した状態が最も美しい」と答える。
笑った。

また政略結婚の相手に「天子様はどうか?」と言われ
「お前はたかが国一つを統一しきれない小娘がこの私にふさわしいというのか?」
と不機嫌になる。


あるパーティで
「合衆国日本の華といえばこの私を置いて他におるまい」
と女装姿を披露するなど、暴走が止まらない。

ラグナレクの接続に関する計画を聞いた無惨様。
「他人……すべての人間と意識を溶け合わせ一つになるだと?
 なぜ私が無能で愚図な大多数の衆愚共と、溶け合ってやらねばならん。
 限りなく完全に近い私を不完全に堕とすつもりか。」

自己本位すぎて笑いが止まらない。

無惨様が有能でパワハラで暴れまくる作品。
コメディーとしても面白いが、
過去編のシリアスも凄い。

感情を上下左右に揺さぶられること間違いなし。
原作知っているならぜひ読んでみてほしい。
アンケスレなのでダイスロールによっては、
唐突にインフルエンザが猛威を奮って原作キャラが死ぬ等が起き得る、
先の展開が全く読めないのが魅力的であった。

彼らはキラークイーンで最後まで殺し合うようです

彼らはキラークイーンで最後まで殺し合うようです

あらすじ

原作:FLAT 『シークレットゲーム -KILLER QUEEN-』
ある建物に閉じ込められた人物達が生存するために殺しあう話。
彼らは爆発する首輪をつけられており、各々首輪の解除条件が違う。
殺人を行わないと自分が死ぬことが確定する条件があり、
否応がなく殺しあうことになる。

おすすめポイント

登場人物全員悪。
悪同士が自身の生存を賭け、知略謀略を駆使する物語。
悪党どもの心理の読み合いが深く冷たくスリリング。
謀略戦大好き人間からするとたまらない。

見つけたその日に一気に読み切ってしまった作品。
誰が勝ち残るのか全く分からないので、終盤は特にドキドキした。
こういう閉鎖系デスゲームもので読者の誰もがする発想が
「先に強い武器が得られるエリアに行って、そこで籠城するのが安全じゃない?」
である。上記策を序盤において速攻で実行したキャラがいる。
そうそう、そういう容赦のない策が見たかったんだよ。
僕、大満足。

こういうデスゲームものって主人公が善人で弱者を切り捨てないことが多い。
この作品は
どこで裏切るか、切り捨てるか、を常に悪党どもが探り合っている。
素晴らしい。
悪党どもの謀略戦が見たい方に強くおすすめしたい!

ゼロの使い魔最終巻発売決定記念にせっかくだからゼロの使い魔のループものをAAでやってみる

ゼロの使い魔最終巻発売決定記念にせっかくだからゼロの使い魔のループものをAAでやってみる

あらすじ

原作:ゼロの使い魔
老人になったサイトとルイズが出会った頃に逆行。
巻き込まれたタバサ、テファ、ギーシュ、シエスタも逆行する。
老人までの経験値を持ったチーム「ゼロ」が大暴れする話。

おすすめポイント

老人までの知識・経験値・覚悟を持ったサイト達が逆行するため、
無双ものの要素が強い。
ルイズとタバサが異様に仲良くなったり、
ギーシュがやたら尊敬されたりと、
段々原作と乖離しバタフライエフェクトが発生していくのは見ていて楽しい。
基本的にサイトが関わる日本のオリキャラも魅力的。
めっちゃ長いけど、読む価値はある。

キル夫は漆黒の騎士になるようです

キル夫は漆黒の騎士になるようです

あらすじ

主人公キル夫が愛する者のために人類に敵対する。
魔王の部下【漆黒の騎士】となって、悪をなす。

おすすめポイント

1時間もあれば読み切れる程度の長さの物語。
やる夫スレとしては短めで、美しく完結している。
さくっと読み終わるのでやる夫スレ初心者に是非勧めたい。

物語の構成も良いが演出も良い。
戦闘に疾走感を感じる点が実に良かった。
セリフ回しは作者のセンスが問われるが、
この作品に関しては文句なし。

決め台詞が血を滾らせる。
ここまでカッコイイ物語はそうはない。

愛・熱血・かっこよさを揃えたスンバラシイ作品。
読後感の良さが半端ない。
RPG的ファンタジーが好きな人にはどストライクな作品だと思われる。

やる夫は狂えるオーク戦士であるようです

やる夫は狂えるオーク戦士であるようです

あらすじ

オークのやる夫が海賊仲間と暴れまわる話。

おすすめポイント

脳筋のやる夫(オーク)が戦士として海賊仲間と暴れまわる話。
やる夫は精霊憑きで、
安価が精霊の声として聞こえるという設定。
こういうちょっとした設定がしっかりしているのは好ましい。

主人公が脳筋で純朴オーク、
なのに癒やしキャラという極めて珍しい作品。
主人公がいかついのにめっちゃプリティー。
何言ってるんだ、と思われるかもしれないが、事実なので読んで確かめてほしい。

ある意味、嫌われがちなチート主人公なのだが、
種族:オークがチートをチートに感じさせない。
よくも悪くもオークなので人の想像を超えた行動をして笑わせてくれる。

後半の盛り上がり方は見事。
最後の方は涙腺を刺激された。
丁寧な戦闘描写が血潮を滾らせる。
シナリオの完成度も高い。
締め方も鮮やかで心地よい余韻に浸れる。
おすすめ。

薔薇水晶は極道の妻(おんな)になるようです

薔薇水晶は極道の妻(おんな)になるようです

あらすじ

薔薇水晶の彼氏はヤクザの一人息子で……。

おすすめポイント

薔薇水晶がアットホームヤクザの面々に振り回される話。
第一話の回想にてやる夫の祖母(バラライカ)がリボルバーを持って遊んでいたやる夫を叱る。
「そんなもので遊んだりしちゃいけません!
全くこの子はリボルバーなんて持って!
ケガしたりしたらどうするの!
持つならオートマチックだ。
装弾数の多いやつをな。
ジャム対策に予備も忘れるな?」

↑こんな台詞読んだら笑うしかない。

薔薇水晶がヤクザの姐さんとしてどんどん勘違いされていくコメディ。
上記でもちょっと紹介したが、バラライカ関係の話が笑いのツボに入った。
笑えるのでオススメ。

やる夫がプロ野球選手になるようです

やる夫がプロ野球選手になるようです

あらすじ

頑固な性格をしたやる夫がプロ野球界で成長していく話。

おすすめポイント

熱くて泣けるいい物語。
文句なしで最高評価をつけたい。
ラストシーンはかれこれ10回くらい読み直しているが、毎回涙なしに読めない。
最後の試合のラストシーンは鳥肌モノ。
「ワンアウト!」
というセリフ読むだけで涙が出てくる。

意味が分からないと思いますが、
読めば分かるので、どうぞ読んでください。
作者にはスタンディングオベーションを送りたい。
野球の素晴らしさを体感できる傑作。
やる夫スレのスポーツ系の作品で一つだけ選べと言われたら、
間髪入れずにこの作品を選びます。

やる夫のプロ野球人生

やる夫のプロ野球人生

あらすじ

ピッチャーやる夫がプロ野球界を生き抜く物語。

おすすめポイント

脳筋なやる夫がサクセスしていくストーリー。
初期はデッドボールが多すぎて【東北のヒットマン】という不名誉なアダ名を付けられる。
そんなノーコン豪速球ピッチャーが日本球界を背負う選手になっていく過程を描いている。
やる夫のキャラが濃くて素晴らしい。
日本シリーズやWBCの盛り上がりが凄い。
やる夫スレの野球ものはやはり外れない。

やる夫でパワフルプロ野球なマイライフのようです

やる夫でパワフルプロ野球なマイライフのようです

あらすじ

捕手やる夫が野球界を駆け登る物語。

おすすめポイント

捕手やる夫がホークスでのし上がっていくサクセスストーリー。
原作はパワプロのマイライフモード。
野球描写はもちろんのこと、
人間関係も丁寧に描かれており、
読んでいて飽きさせない。
ヒロインは渋谷凛。
この作品のおかげで渋谷凛がとても好きになった。
けっこう長いので良い暇つぶしになる。
野球or渋谷凛好きなら楽しめる作品だと思う。
やる夫スレの野球ものはあまりハズレがない気がする。

魔法少女ロジカルなのは

魔法少女ロジカルなのは

あらすじ

「魔法少女リリカルなのは」のなのはさんの性格がロジカルになったifの物語。

おすすめポイント

やる夫スレ形式だがやる夫は出てこない。
なのはの性格が原作と違うため色々な所で差異が生まれていた。
なのはさんの性格がぶっとんでいるため、かなり笑える。

性格はアレなくせに育成能力は原作よりも高く、
ティアナを美しく導いたり、
部下達に武士道を叩きこんだりしていた。

そんなに長くなく、疾走感を抱くほどのテンポの良さがあり、
全く読むのが辛くない。
しかも原作~STSまで綺麗に纏めている。
素晴らしい作品、かなり面白かった。

心からオススメできるのでリリカルなのはを知っているならば是非読んで欲しい。
かれこれ10回くらいは読み直している名作

キッチンやらない-O

キッチンやらない-O

あらすじ

料理の狂人やらない夫が洋食屋を経営する話

おすすめポイント

「店長、日替わり2つよろしくぅ!」
「断る」

客の注文を即断って、激辛チリソースの竜田揚げを客に食わせる。
そんなやらない夫が主人公。

客を監禁して頼んでもいないメニューを食わせたり、実にフリーダム。
声を出して笑えること間違いなし。
周りの人に白い目で見られるため公共の場で読んではいけない。

料理コメディの最高峰。
やる夫スレの中でも知名度が高い。
皆が絶賛するだけのことはある。文句なしにオススメ。

やる夫は身代わりになるようです

やる夫は身代わりになるようです

あらすじ

変装し誰かの身代わりになるバイトをやる夫がする話

おすすめポイント

やる夫が複雑な家族環境に悩みながら成長していく姿が素晴らしい。
物語構成・物語展開・キャラクターの完成度が高いヒューマンドラマだと思う。
誰にでも薦められるくらい出来がいいので、ぜひ読んで欲しい。

やる夫の戦国立志伝evolve

やる夫の戦国立志伝evolve

あらすじ

農筋なやる夫が戦国大名として生きる話。

おすすめポイント

主人公が若狭で戦国大名として生きる物語。
主人公のキャラ・生き様も素晴らしいが、
その息子の生き様が壮絶で、感涙した。

この物語を読むことで、【護国】という言葉の重さを理解できる。
この作者の戦国物語は本当に素晴らしい。
絶対に読んで欲しい作品。

やる夫の戦国立志伝if

やる夫の戦国立志伝if

あらすじ

やる夫とやらない夫がタッグを組んで戦国でのし上がる話。

おすすめポイント

やらない夫が畜生ながらも格好いい。
松永久秀がクズながらも格好いい。
和田惟政・織田信長など脇役達の活躍、描き方が素晴らしい。
壮大な戦国時代のうねりを体感できる。
時間を忘れて読むことに没頭させる名作。

僕はかれこれ10回は読み直している。
最後のほうでやる夫とやらない夫が二人だけの茶会を開くシーンが非常に印象に残っている。
この作者の物語・キャラクターの描き方は本当に見事。

やる夫の戦国立志伝 歴史騙り編

やる夫の戦国立志伝 歴史騙り編

あらすじ

現代の戦国時代知識を持ったやる夫が天下を取る話

おすすめポイント

加賀の平民から経歴ロンダリングしつつ天下人を目指す話。
やる夫の影響で史実の状況からどんどん離れていくのが面白い。

特に印象的なシーンは下記。
・サイトは名家の娘と恋仲になり孕ませてしまう。
・サイトの上司のそれまた上司であるやる夫が尻拭いをのため土下座する
このシーンで号泣した。

「責任の取り方」がどういうものか考えさせられるシーンであった。
腕のいい作者が書いているので、安定して高クオリティー。
胸を張ってオススメできる作品。

やる夫の戦国立志伝異聞~もし最強チート野郎に息子が生まれたら歴史はこうなっていました~

やる夫の戦国立志伝異聞~もし最強チート野郎に息子が生まれたら歴史はこうなっていました~

あらすじ

史実とは異なり秀吉とねねの間に息子ができる。
秀吉に早い段階で息子が生まれたことで様々な変化が生まれていく。

おすすめポイント

主人公は秀吉の息子(やる夫)
やる夫は秀吉の用意したチート人脈に囲まれ育っていく。

【腹を抱えて笑った会話】
秀長「やる夫、好きな女の子は誰か居るかな?」
やる夫「かーちゃん」
秀長「やる夫、質問の答えになってないね。僕は女の子って言ったでしょ?ねね様をそのカテゴリーに入れるのは無理なんだよ」

秀長、ねね様にぶん殴られる。
この流れに笑った。

【印象に残っているシーン】
天下について柴田勝家と秀吉の語るシーンが素晴らしい。
涙腺をやられた。

この作者の戦国モノに外れなし。
唯一残念なのが未完であることくらい。

やる太閤立志伝Ⅴ ~うつけの章~

やる太閤立志伝Ⅴ ~うつけの章~

あらすじ

えらく能力値の低いやる夫が信長の配下となり戦国でのし上がる話。

おすすめポイント

長いが、時間をとって読む価値がある作品。
貴重な休日を持って行かれたが、
それに値する満足感を与えてくれた。
なぜ能力値が低いうつけを主人公にしたのか最後に明かされて、なるほどな、と思った。
歴史好きなら是非一読を。

入速出邸の住人はフリーダムなようです

入速出邸の住人はフリーダムなようです

あらすじ

入速出邸の住人が巻き起こす騒動を描いたコメディ。

おすすめポイント

笑い転げることができる傑作。
強烈に記憶に残ったシーンとして、
やらない夫がとある理由で狂喜乱舞した場面、を挙げたい。
このシーンで僕はぼろ泣きした。

全般的にギャグがメインで時にシリアスという作風。
ギャグのキレといい、
シリアスの盛り上がりといい「素晴らしい」としか形容できない。
各キャラが生きているといえばよいのか、
強烈な個性と躍動感を発揮している。
かなり有名な作品なのでまだ見ていない人はぜひチェックしてみよう。

アカギ達は強行の鬼となるようです

アカギ達は強行の鬼となるようです

あらすじ

横山秀夫【 F県警強行班シリーズ 】を元ネタにしたやる夫スレ。
僕は元ネタを全く知らないが楽しく読めた。

おすすめポイント

警察の強行と呼ばれる部署の人々が鬼のごとく犯人を追い回す話。
ハードボイルドでドシリアス。
完成度が非常に高い。
警察の人々の濃い生い立ちから生まれる執念を見事に描いている。
時間を忘れ、夢中になって読み尽くした。
文句なしに最高評価。

やる夫忍法帖 ~やる夫達は里のために全力で殺し合うようです~

やる夫忍法帖 ~やる夫達は里のために全力で殺し合うようです~

あらすじ

原作:バジリスクのやる夫スレ。
甲賀と伊賀が全力で殺し合う地獄じみた作品

おすすめポイント

原作が原作なので作風はどシリアス。
AAによる華麗な戦闘描写は見もの。
感情が揺さぶられるストーリーに落涙すること間違いなし。
地獄じみた描写が際立つゆえに、
人間関係の美しさみたいなものが強く感じられる作品。

やる夫スレ以外のおすすめ

ネット小説・二次絶対に読んでほしい、おすすめネット小説一覧(オリジナル・二次創作)

2023年12月23日レビューやる夫スレ

Posted by raishin