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今すぐ読むべき!ハマること間違いなしの二次創作ネット小説一覧

2023年7月30日レビューネット小説

僕のおすすめネット小説をまとめておきます。
おすすめのWEBオリジナル小説は別記事に分割しました。
追加・追記したものはタイトルにnewをつけてあります。
追記:爆笑できるコメディ系ネット小説(二次創作)のまとめで紹介していた二次創作を当記事に統合しました。

目次

BLEACH

浦原喜助の兄に転生して夜一の許嫁にされた俺の話

浦原喜助の兄に転生して夜一の許嫁にされた俺の話

あらすじ

浦原喜助の兄に転生した男の物語。
主人公は夜一の婚約者として立ち回っていく。

おすすめポイント

【珍しい立ち位置】
浦原喜助と夜一と仲が良いのに、
藍染惣右介とも友人関係を続けている主人公。
主人公が単なる善人ではないので、
物語がどう転ぶか予想ができないのが素晴らしい。

【原作破壊】
・主人公の立ち回りのせいで、緋真が死なない。
・緋真と白哉の子供が生まれている。
上記のような原作破壊が起きている。
2023/02/11では原作の時間軸にとうとう突入した。
原作の流れがどう変わるか楽しみ。

【砕蜂がカワイイ】
主人公は砕蜂の上司にあたるので態度が柔らかい。
素直な砕蜂のヒロイン力高すぎる。
砕蜂好きに特におすすめしたい。

ONE PIECE

闇の正義スパンダム

闇の正義スパンダム

あらすじ

スパンダムに憑依した主人公が鍛えに鍛えて原作を壊していく話

おすすめポイント

【原作破壊】
主人公スパンダムがチート級の強さを手に入れて原作という運命を捻じ曲げようとする。
原作通りに物語が進むある種の運命補正に抵抗する。

【CP9勢の描写が多い】
CP9の面々を深掘る作品はあまり見かけたことがないので新鮮だった。
この世界線のCP9は幸せそうで良い。

【完結している】
2022年12月16日にめでたく完結した。
二次創作で完結した作品というのはそれだけで価値がある。

【原作キャラとの距離感が良い】
原作キャラをたやすく蹂躙できる力がある主人公の場合、
原作キャラを引き立て役のように消費してしまうことがある。
しかし、今作の主人公は自分に危害を加えなければ基本的に敵対しないスタンスなので、
原作キャラを無闇やたらに攻撃しない。
その塩梅が素晴らしい。

とある黒猫になった男の後悔日誌

とある黒猫になった男の後悔日誌

あらすじ

キャプテンクロに転生した主人公が天竜人の奴隷にされそうになり逃走。
追手を撃退しているうちに海賊になってしまう話。

おすすめポイント

【主人公がかっこいい】
海兵に認められ、世界政府からも一目置かれる存在に成長していく。
敵に大して啖呵を切る時のセリフがかっこいい。

【百計のクロっぽさがある】
海賊という身分でありながらサカズキやセンゴクと交渉したり、
世界政府と問答する場面がある。
百計のクロという名に恥じない頭の良さを描写している。

【原作破壊】
・ダズ・ボーネス(Mr.1)
・ペローナ
・ロビン
を仲間にする。
ダズが仲間になっている二次創作を初めて見た。
ロビンを仲間にしているので相当原作とは差が出てくるはず。
今後の展開に期待したい。

爆発オチなんてサイテー!

爆発オチなんてサイテー!

あらすじ

大海賊時代の前、ロジャー達が現役の頃が舞台。
オリジナル主人公が善良な市民として自らが住む海域を平和に保つ話。

おすすめポイント

二次創作は原作に関わりがある話が面白いことが多く、
逆にオリジナルの登場人物が関わる話はつまらないことが多い。

オリジナルの登場人物が多ければ多いほど駄作になりやすい、
と個人的に思っている。

しかし何事も例外があり、今作はその例外に該当する。
ONE PIECE原作に出て来ないオリジナル主人公・オリジナルヒロイン・オリジナル脇役がわさわさ出てくるのに面白い。
極めて稀有な作品。

【原作キャラがあまり活躍しない。しかし……】
2022/11時点では未だ大海賊時代前の描写をしているため、
当然ルフィ達麦わら海賊団との関わりは一切ない。
オリジナルの登場人物の描写がメインとなっている。
だが、面白い。

【オリジナルヒロインとの恋愛模様】
オリキャラとオリヒロインの恋愛模様の描写なんて基本的に面白くないはずなのに、
今作は見事に描写しているせいで面白い。
自分の理論(オリキャラ多い作品は駄作)を真っ向から否定されたようでちょっと悔しいが面白い。
作者の筆力が高く、そのせいか一気に最新話まで読ま切ってしまった。

【今後に期待】
時代が進むに連れて原作キャラとの関わりもどんどん増えていくと思うので楽しみにしている。
最近追い続けている期待の作品。

HASHIRA 疾走伝~モリモリの実なんてチートに決まってるやろ!!

HASHIRA 疾走伝~モリモリの実なんてチートに決まってるやろ!!

あらすじ

故郷を滅ぼされた主人公が、
海軍に所属し野蛮な海賊を害獣とみなして駆除しようとする。
しかし、海軍も綺麗な組織ではないことに気づき、苦悩する話。

おすすめポイント

【主人公の苦悩】
ある意味海軍に夢を見た主人公が組織の中の都合や論理に苦しむ姿が描写される。
タイトルは軽い感じだがかなりシリアスな話で僕好み。

【組織人としての立ち回りがリアル】
だんだんと階級があがるにつれて気軽な行動ができなくなる。
部下ができ、救った人が多くなるにつれて責任も重くなっていく。
主人公が組織人としてもがき苦しむ姿に共感を抱く。

【原作破壊しまくり】
主人公は海軍に所属し出世していくのでセンゴク・ガープ・サカズキ・クザンあたりとは当然関わる。
故郷関係の話ではロジャー・白ひげとも関係し、
敵としてカイドウ・ハンコックと交戦したりする。

原作キャラと関わりすぎて原作とはだいぶ違う展開になりそうで、
物語がどう転ぶか見えないのが素晴らしい。

麦わら海賊団と関わる時代になったらどうなるのか今から楽しみしている。

この素晴らしい世界に祝福を!

このすば*Elona

このすば*Elona

あらすじ

Elonaの冒険者がこのすば世界に迷い込む。
この冒険者はElonaの常識を基に動くので、周りから見ると頭のオカシイ人物に見える。
このすば世界の人達から狂人と認識されていく冒険者が暴れまわる物語。

おすすめポイント

原作はElonaこの素晴らしい世界に祝福を!
僕はElonaをプレイしたことが全くないが楽しく読めた。

【コメディとして面白い】
主人公はElonaの常識で動くので、このすば世界の人から狂人と認識される。
・税金を逃れるためなら戦闘することも辞さない
・「愛玩動物も奴隷も大事な仲間だし、ちゃんと責任を持って大切に面倒を見る」という頭のおかしいセリフを吐く
・植物である安楽少女に馬を差し向けて食べさせようとする。

ずれた行動が実に面白い。
コメディとしてかなり完成度が高い。

【ウィズが可愛い】
ヒロインはウィズ。
ヒロインといっても明確な恋愛関係になるわけではない。
主人公を想うウィズが実に良い。

【ゆんゆんが不憫可愛い】
主人公に弟子入りしたせいで、
かなり不憫な目にあるゆんゆんが可愛い。
・主人公が瀕死にさせたモンスターにゆんゆんが止めをさすパワーレベリングをさせられる
・安楽少女の真実を見せつけられる。

不憫なエピソードがたくさんあり、実に笑えるのでぜひ読んでほしい。

【おすすめエピソード「第58話 いや~ん、エッチな風さんですぅ」】
嘘をつくと鳴るベルを使って尋問される主人公。
とんでもないことを言っているのにベルが鳴らず、
尋問官が震え上がるシーンで爆笑した。

【大量高品質】
130話を超えるエピソードがあり、
しかも質が高い。
このすば好きなら絶対楽しめる作品。

天 天和通りの快男児

気付いたら赤木しげるの娘だったんですが、

気付いたら赤木しげるの娘だったんですが、

あらすじ

赤木しげるの娘が父親から受け継いだ膨大な才気を使ってギャンブルをする話。
原作通りに進めると赤木しげるはアルツハイマーになって死んでしまうので、
どうにか運命を捻じ曲げようと奔走する。

おすすめポイント

天和通りの快男児の東西戦。
銀と金の誠京麻雀。
カイジの限定ジャンケンなどに赤木の娘が首を突っ込む。

【希少価値の高さ】
『天 天和通りの快男児』の二次創作は少ないので、今作を発見した時はとても嬉しかった。
『銀と金』や『カイジ』の方にも関わるので、
福本漫画が好きな人なら楽しく読めるはず。

【勘違いものとして面白い】
主人公は赤木しげるの膨大な才気を受け継いでいるため、
ギャンブルがめちゃくちゃ強い。
そのせいで周囲から凄まじい女と勘違いされてしまう。
本人はごくごく普通の人生を送りたいのに、
赤木しげるに振り回されてヤー公と接する機会が多発するのが笑える。

【東西戦が面白い】
赤木の運命を変えるため、東西戦の結末を変えようとする主人公。
白熱の闘牌に夢中になって読み進めてしまった。
結末は是非一読して確認してほしい。

マブラヴ

中身がおっさんな武

中身がおっさんな武

あらすじ

40くらいまで生き抜いた武が目を覚ますとオルタ世界の始まりの家にいた。
10代に若返った武は40代まで生き抜いた経験を元にハーレムを構築しながらベータと戦っていく。

おすすめポイント

恋愛原子核の性能をフルに発揮した武ちゃんが主人公。
・おっさんになるまで生き抜いた武力(指揮・戦術機操作)
・おっさんになり夕呼先生と恋人になるほどの恋愛力

を持った状態で若返ったので戦闘でも恋愛でも無双する。

直接的な性描写はないが、やたら性的な表現があるので、エロい人以外は読んではいけない。

【個人的おすすめポイント】
おっさんになって、戦闘や政治に関して冷徹になった武ちゃんの思考を読めるのが楽しい。
過去の同期の面々(冥夜達)を部下として教導するが、
一切手加減せず追い込む鬼教官っぷりが凄まじい。

やたらエロい描写があるが、戦闘と政治の描写は真面目なので落差が楽しめる。
ハーレム無双ものが好きな人は是非読んでほしい作品。

妙に気に入って、かれこれ10回くらいは読み直している作品。

黒子のバスケ

ワイがバスケで全国優勝したるわww

ワイがバスケで全国優勝したるわww

あらすじ

馬鹿な主人公がバスケで安価をとって、キセキの世代や味方を翻弄する話

おすすめポイント

馬鹿な主人公がスレで安価をとって誠凛に入学。
毎試合安価をとって、真剣に安価を達成しようと奔走する。

まさか安価で行動しているとは、主人公以外は思っていないので、
とんでもない勘違いを生んでいく。

2ちゃんねるスレ形式で物語が進んでいく。
独特な魅力がある作品。
勘違いものが好きな人は是非読んでほしい。

【個人的に好きなシーン】
主人公のゾーン演出に青峰が困惑するシーンがとても好き。

もしも赤司が疲れ目になったら

もしも赤司が疲れ目になったら

あらすじ

天帝の眼が使えなくなってしまい普通のバスケ選手に落ちた赤司がキセキの世代に立ち向かう話

おすすめポイント

赤司が天帝の眼が使えない状態で洛山高校に入学。
上記一文を読んだだけで絶対面白いと確信した。

天帝の眼が使えないからこそ原作とは異なり、
仲間を真の意味で率いる必要性が生まれる。
結果として原作以上に素敵なキャプテンとして赤司は洛山高校に君臨する。

赤司個人としては原作より弱体しているので、
あの手この手で戦力差を埋めようとする。
そんな赤司の試行錯誤を楽しめる一作。

綺麗に完結している。
個人的に最終回の展開はめっちゃ好き。
是非読んでみてほしい。

テイルズ

テイルズオブゼ…?

テイルズオブゼ…?

あらすじ

原作はテイルズオブゼスティリア・テイルズオブベルセリア。
主人公ゴンベエは勇者リンクの技能を持つ転生者。
テイルズオブゼスティリア世界でアリーシャと仲良くなる。
時のオカリナの力でゼスティリアの過去であるベルセリアに飛び、
アリーシャと共に世界の仕組みを知ろうとするが……。

おすすめポイント

僕が読んできたテイルズオブベルセリアの二次創作の中で最もベルベットが可愛い作品。

ベルセリアをプレイしていた時からベルベットのヒロイン力の可能性には気づいていた。
しかし、原作では相手役がいないので恋愛ヒロインとしての力は開花しなかった。

主人公ゴンベエという相手役を設けることでベルベットがヒロインとして花開いた。
ベルベットのツンデレな感じを素晴らしく描いている。

アリーシャとベルベットのダブルヒロインなので、
アリーシャ好きも楽しめると思う。

僕はゼスティリア未プレイだが、
アリーシャは原作ではずいぶんひどい目にあっていたと聞いている。
二次創作では幸せになってもらいたい。

ベルセリア編は完結しているので、
区切りの良い所まで読めるのも素晴らしい。

ゴンベエとアリーシャを加えたベルセリアパーティの雰囲気が最高に良い。
文量もすごいので暇つぶしにも最適。
ベルセリア好きの人は是非読んでほしい。

大詠師の記憶

大詠師の記憶

あらすじ

モースは生まれた時からテイルズオブアビスの原作知識があった。
原作の自身の末路を後悔し、綺麗になったモースが原作に関わる話

おすすめポイント

アビスは碌な大人がいない作品。
自分のことは棚に上げてルークを責めるジェイドには特に苛々したことを鮮明に覚えている。
そんな足らない大人成分を今作のモースは埋めてくれる。

まともな大人としてモースが立ち回り、
あらゆるキャラに大きな影響を与える。
それによって原作の悲劇が改善される。
アビスに足らなかったのは真っ当な大人だということがよく分かる。

頼りがいのある父性あふれる男としてモースは子供達から大人気。
パパ枠としてこれほどモテているキャラも珍しい。

ダアトの運営や、各権力者との会談など、
政治的な腹のさぐりあいの描写もあり、政治モノとしても楽しめる。

まだ完結していないが、コンスタントに更新されている。
完結期待度は高そう。

ハリー・ポッター

ハリー・ポッターと野望の少女

ハリー・ポッターと野望の少女

あらすじ

世界征服という野望を抱いた少女がホグワーツに入学する話。

おすすめポイント

僕はこの作品でハリーポッターを知った。
当時、ハリー・ポッターを欠片もしらない僕が読んでも超面白かった。
数年前の年末年始を生贄にささげて読み切った名作。
ちゃんと完結しているのが素晴らしい。

主人公ミラベルがダンブルドア、ヴォルデモードに対抗する第3勢力として立ち回る。
強烈な自尊心と誰にも負けない才能を持ったミラベル様の活躍により原作とは異なった展開になる。

「下郎が。このミラベルが挨拶をしてやっているのだぞ?」
「返事を返すのが礼儀というものだろうッ!」

この台詞だけでミラベル様がいかに傲慢か分かると思う。

二次創作はオリキャラの個性が原作キャラに負けてしまうことが多いが、
ミラベル様は個性が強い。強すぎる。
原作キャラを超えるレベルで輝いておられる。

傲慢尊大なミラベル様が野望の果てに何を掴むのか。
是非一読して確認してほしい。

ハリー・ポッターの二次創作をいくつも読んできたが、
この作品が僕の中でベスト。

Fate

そこに漢はいない

そこに漢はいない

あらすじ

正義の味方ではなく、漢の味方になった衛宮士郎の物語。

おすすめポイント

「綺礼―――貴方を、愛している。」
嘘みたいだろ。これ主人公の台詞なんだぜ……。

正義の味方ではなく、漢の味方という限りなくホモに近い何かに至った衛宮士郎の物語。
後半はよく分からないことになるが、序盤の笑わせ力は凄まじい。
騙されたと思って、序盤だけでも読んで欲しい。
腹筋が崩壊すると思う。

綺礼から本気で拒否されている士郎はなかなか見れない。
本気で綺礼に同情できる作品。

Fate/sn×銀英伝クロスを考えてみた

Fate/sn×銀英伝クロスを考えてみた

あらすじ

遠坂凛がヤン・ウェンリーを召喚した場合のIfストーリー

おすすめポイント

ヤン・ウェンリーが聖杯戦争をその智謀でかき回す話。
調略をベースにした戦略をとっているので、 戦闘描写は少なめ。
政治・外交系の話が好きな人にはたまらない内容になっている。

ヤン「はあ、二人とも連絡がつかないと……。  
   お宅の安全対策はどうなっているんですか。  
   魔術は死を許容する? 
   聖杯戦争は魔術師としての栄誉?  
   へえ、随分なたわ言をおっしゃるものだ。  
   そちらから参加した魔術師も、一家の当主や次期当主になるのでしょう。
    そこからそっぽを向かれて、お宅の今後の経営が心配ですよ。  
   私のマスターが入学し、卒業するまで存続するんですかねぇ?」

などと魔術協会にちくちく嫌味を言ったり、
市役所・警察など公的機関を駆使し、 相手の動きを阻害するなど、
ヤン・ウェンリーがやりたい放題している。

ヤンが魅力的に書かれていて素晴らしい。
ヤン・ウェンリーをうまく書ける作者は例外なく頭が良いと思われるのだが、
この作者からも膨大な知性を感じる。

量・質ともに素晴らしい作品。

雁夜おじさんが勇者王を召喚して宇宙もやばい

雁夜おじさんが勇者王を召喚して宇宙もやばい

あらすじ

雁夜おじさんが勇者王を召喚したら……。

おすすめポイント

雁夜おじさんが召喚したのはまさかの勇者王

ちょっとでも宝具を使用しようもんなら、
即干上がって死亡するという悲しい仕様。
ガイ「よっしゃあ!!ファイナルッッ!!フュ―――ジョ――――ンッッッ!!!!」
雁夜『魔力が吸い取られぎゃああああああ!!』

ガオガイガーの戦いって惑星規模だから、
宝具に必要な魔力はそらとんでもない量になるわな……。

しかし、そんな悲しい仕様も勇気で補い、
勇者王は聖杯戦争をかき回す。
ギルガメッシュが実に不憫な目にあうSS。

超展開に笑わせてもらった。
疾走感のある中編。
短いのでさくっと読める。

特異点カルデア

特異点カルデア

あらすじ

マシュを救えなかった藤丸立香が特異点化する話

おすすめポイント

マシュを失うと藤丸が精神的におかしくなり、
カルデアが特異点化するってのは説得力がある展開だと思った。

藤丸の心情が切なくて泣いてしまった。
短編なのですぐ読み終わるので一読をオススメしたい。

たまにこういうダークなテイストの話が読みたくなる。

インフィニット・ストラトス

カミーユ「男でISが使えてなにが悪いんだ!」

カミーユ「男でISが使えてなにが悪いんだ!」

あらすじ

一夏のポジションにいるのがカミーユだったら…。

おすすめポイント

カミーユの沸点の低さと独特のセリフ回しに腹筋が崩壊するほど笑える作品。
セシリア「女性みたいななm」
カミーユ「カミーユが男の名前でなにが悪いんだ!?」バキッ!
セシリア「べぶぉっ!?」ガシャーン!
「「「きゃー!!」」」
カミーユ「俺は男だよ!!」ドガッ!バコッ!
セシリア「げふぉっ!ひゃ、やめっ」
千冬「やめろカミーユ!」ガシッ

↑のやり取りを見てくださいよ。
疾走感のあるやりとりに笑いをこらえることができない。

絶対に通勤中とか通学中とかに読んではいけない。
声を我慢できないくらい笑ってしまって、不審者と思われます。

ダイの大冒険

転生大賢者の冒険

転生大賢者の冒険

あらすじ

ポップに転生した男がダイの大冒険の世界で頑張る話。
中身が違うので原作とは異なる展開をする

おすすめポイント

【原作前の描写】
ポップがランカークス村で生活している原作前の描写が豊富。
どういう経緯でアバン先生に同行することがになったのかを細かく描写している作品はレア。
原作前の描写により転生したポップの内面や性格を把握できるのが良かった。

【原作破壊】
二次創作の楽しみといえば原作破壊。
クロコダイン戦やヒュンケル戦の流れが原作とは全然違うのが楽しい。

【ヒロインレース】
原作とは違い、このポップはモテる。
最終的にどのヒロインが勝ち抜くか注視している。

定期的に更新されているし、
内容も面白いのでオススメ。

ドラの大冒険〜魔法特化の竜の騎士〜

ドラの大冒険〜魔法特化の竜の騎士〜

あらすじ

原作のダイのポジションに生まれた女の子ドラ。
好きな人達を守るためダイと同じく勇者として活動する。
しかし、性別も性能も性格もダイとは異なるので原作とはずれがでてきて……。

おすすめポイント

ダイとは違い女の子なのであらゆるキャラの反応が原作と異なるのが面白い。
ポップは原作よりも過保護ぎみだし、
バランは原作よりも甘いし、
チウは求婚してくる。
ロンベルクに至っては若干貢がされている。


恋バナ好き、女子会好き、可愛いもの好き、
と主人公ドラがちゃんと女の子しているのが素晴らしい。
レオナとここまでキャーキャー騒いでいる二次創作キャラは珍しい。

戦闘スタイルもダイとは異なり魔法特化なのも面白い。
魔法特化なので使用武器は杖。
杖を武器として扱うダイ大二次創作主人公って超珍しいと思う。

かなり物珍しい上に面白いので文句なしにおすすめしたい。

ドラゴンクエストUSB

ドラゴンクエストUSB

あらすじ

前世の記憶を思い出した少女セラ。彼女の前世は大魔導師ポップだった。
ダイの悲劇的な結末を避けるため、
セラは行動を開始するが……

おすすめポイント

夢中になり一気に読んでしまった作品。
素晴らしい作品だった。

特にクロコダインの優遇っぷりが嬉しい。
片目を失わなかった影響で、クロコダインの活躍が多々ある。
「バーン……天地魔闘で来い」
ラスボスであるバーン様に吐いた台詞が格好よすぎた。

胸の熱さで涙が出そうになったのは久しぶりだった。
最終決戦でクロコダインが活躍する、 こんなに嬉しいことはない。


ワニの話ばかりしてしまったが、
物語の構成、キャラの描き方も見事でただひたすら賞賛したい。

美しく完結しているのも高評価。

知らないドラクエ世界で、特技で頑張る

知らないドラクエ世界で、特技で頑張る

あらすじ

「ダイの大冒険」を知らない男が、フレイザードに転生した。
この世界を未プレイのドラクエと勘違いした男が、
特技で生き延びようと頑張る話。

おすすめポイント

主人公はフレイザードに転生した一般人。
主人公はドラクエの特技を研究し、色々な技を習得していく。

特に重点的に覚えたのが踊り系であったため、
他の軍団長から白い目で見られることに……。

踊り狂うフレイザードが見られるSSはこの作品だけ。実に笑える。
本作はダイの大冒険のSSの中でもかなり変わっているので、
キワモノ好きなら是非一読を。

作風が掴めるように僕の好きなシーンを挙げておきます。

主人公VSミストバーンにおいて、
凍れる時の秘宝によってどんな攻撃も通らないことを誇るミストバーンに対し、
泥団子を投げる主人公。

「どうした?ダメージはないんだろ?笑えよ、ミストバーン」
怒り狂うミストバーン。
こんなん笑うしかないじゃない。

ゼロの使い魔

ルイズがチ◯コを召喚しました

ルイズがチ◯コを召喚しました

あらすじ

ルイズが使い魔として召喚したのはチ○コだった。
しかも体に生えた状態になってしまう。

おすすめポイント

このルイズほど可哀想な状態を見たことない。
進級するためには使い魔召喚に成功したことを教師に認めさせなければならない。
つまりチ○コを召喚して、
しかも自分に生えていることをうら若き乙女が説明しなければならないのだ。
あまりにルナティックすぎる状態に笑いがとまらない。

加えてチ○コなので当然、
性的興奮により膨らむこともあり、
その度にルイズが内心切れていて笑える。

ほんとお労しいルイズに大爆笑できる。
頭のおかしい設定を思いついた作者を褒め称えたい。
何度読んでも吹き出す面白さを保証します。

魔法少女リリカルなのは

魔闘少女リリカルマスターなのは

魔闘少女リリカルマスターなのは

あらすじ

ドモンに看取られて死んだ東方不敗は高町なのはに生まれ変わった。
爺さん言葉の少女として原作展開を破壊しつくすお話

おすすめポイント

ユーノ「一旦逃げよう!」
なのは「馬鹿者があっ! 武道家たる者敵に背を見せるなど、死んだも同じぞ!!」

もう↑の台詞だけで笑える小説であることは証明できると思う。

他にも爆笑した会話を紹介する。

レイジングハートの起動台詞をユーノが教えるシーンにて
ユーノ「行くよ……我、使命を受けし者なり……契約の元力を解き放て……」
なのは「フム……我、使命を受けし者なり……契約の元力を解き放て……」
ユーノ「風は空に……星は天に……そして不屈の心はこの胸に……」
なのは「風は空に……星は天破侠乱っ!見よ! 東方は赤く燃えているぅっ! 
   『レイジング・ハート』セェェットアァァップ!!」

途中からユーノ台詞を無視して勝手に起動台詞を変えるなのはに笑った。

個人的にツボだったのは自己紹介の台詞。
「儂は『流派東方不敗』高町なのは、無敵を目指す拳法家です」
いや、もう何度読んだか分からないけど、毎度笑ってしまう。

『H』 STORY

『H』 STORY

あらすじ

原作キャラ達が主人公の秘密(ハゲ)を守ろうと奔走する話。

おすすめポイント

第五話にてプレシアは主人公がアリシア蘇生に使えるなにかを隠していると考え詰問する。
主人公はフェイトが己の秘密(ハゲ)を親であるプレシアにバラしてしまったのだと思い、
観念してハゲであることを認め泣く。
プレシア困惑……。
の流れに大爆笑した。

第五話の破壊力がやばすぎる。
是非第五話まで読んでほしい。

お稲荷様奇行文

お稲荷様奇行文

あらすじ

狐人間になった主人公が高町なのはの使い魔として生活する話。

おすすめポイント

緩い空気感をずっと保ち続けるコメディ小説。
雰囲気が好き。

主人公のお稲荷さんがプレシアの幻影を作成し、
プレシアの幻影が原作のようにフェイトに冷たく当たるシーンがお気に入り。

フェイトはプレシアが幻影であることを知っているので、
冷たく当たられても特に気にしない。

しかし、なのはは幻影であることを知らないので一人でシリアスシーンを作ってしまっている。
さらに、その状況を撮影され、後日家族の前で上映会を開かれるという羞恥プレイ。
この一連の流れに爆笑した。

背徳の炎と魔法少女

背徳の炎と魔法少女

あらすじ

ギルティギアのソル・バッドガイが幼児時代に若返って、
リリカルなのは世界に迷い込む話。

おすすめポイント

正直、この作品を読むまでソル・バッドガイがどういうキャラなのか理解していなかった。
ギルティギアをやったことはあったけど、
ストーリーまでは読み込んでいなかった。

ギルティギア、かなりシリアスなストーリーだったのね……。
ソルが持てる力を駆使ししてなのは達の味方をするため、
原作が粉々に崩壊する話。

オリジナル展開が非常に多いが、
綺麗にまとまっているため作者の力量の高さを感じる。
僕をなのは二次創作の沼に誘ったきっかけの作品。

ソルがなのは達家族が大事になって、
孤独が癒えていく描写にほっこりする。

届かぬ叫び

届かぬ叫び

あらすじ

レリックを体内から弾き飛ばしたせいで、
ヴィヴィオの体は内側から崩壊が始まっていた。
それに気付いたユーノは犯罪者になることを覚悟して、
治療のために管理局からロストロギアを奪う。
そして、なのは達と敵対するが……。

おすすめポイント

強烈なBADEND短編。

スーパーシリアスなシナリオが感情を上下に激しく揺さぶる。

読むと精神的にきつくなるが、
完成度が高すぎて定期的に読みたくなる。
美しいBADENDを読みたい人におすすめ。

キャラクターネーム:サクラ

キャラクターネーム:サクラ

あらすじ

MMORPGの住人、サクラがリリカルなのは世界に現れ、アリサのペットになる話

おすすめポイント

ここまで駄目になったアリサ・バニングスを知らない。
作中で駄目になったアリサ、略して駄リサと呼称されるレベルで主人公サクラを溺愛している。
駄リサ、ポワポワした主人公と、アリサの性癖にドン引きしているハヤテを楽しむ作品。

主人公の回復魔法によりザフィーラがアヘ顔さらすハメになる回で呼吸困難レベルで笑った。

魔法少女リリカルなのは ~ちょっとだけ、やさぐれフェイトさん~

魔法少女リリカルなのは ~ちょっとだけ、やさぐれフェイトさん~

魔法少女リリカルなのはA’s ~ちょっとだけ、やさぐれフェイトさん~

あらすじ

頭を打ったせいでフェイトに第二人格が発生。フェイトはやさぐれフェイトと化す。
刃牙をこよなく愛す人格になってしまったフェイトが運命を覆す物語

おすすめポイント

やさぐれフェイトが色々な所で混乱を巻き起こす。
特にプレシアやアルフが重点的に被害にあう。
「聞いたことないわよ! スキンシップを求めて、 母親にサブミッション掛ける娘なんて!」
↑の台詞だけでプレシアが不憫な目にあっていることが想像できるでしょう。
ほんと笑える。

特にA’s編の第二話がおすすめ。
なのはがシャマルによってリンカーコアをぶち抜かれる。
やさぐれフェイトがシャマルの腕を確保。
「今から、最後の力でこの腕を切断する……。」
目の前で行われそうになっている恐ろしい行為になのはは絶叫して泣き出す。
この流れに声を出して笑った。
第二話の疾走感がほんとやばいので是非ここまで読んでほしい。

魔法青年リリカル恭也Joker

魔法青年リリカル恭也Joker

あらすじ

御神の剣士が魔法を覚えたせいでとんでもない強さになり、原作へ介入する話。

おすすめポイント

この作品のいい所は心情描写。
なのはの兄への依存じみた恋慕。
フェイトが恭也に抱く甘酸っぱい感情。
リインフォースが知った恭也の寂しさ。
などが細やかに美しく描写されている。
描写がうまいので、色々な場面で涙腺が刺激される。

クオリティーがやたら高い作品。
23話、24話がかなり盛り上がったので、是非そこまで読んでみて欲しい。

北斗の拳

北斗の拳 TS転生の章

北斗の拳 TS転生の章

あらすじ

ケンシロウの代わりに北斗神拳伝承者になったマコト(女)の物語

おすすめポイント

あまり二次創作がない北斗の拳という題材を
きちんと完結まで持っていったことを称賛したい。

自分の存在故に原作とは異なり、
ケンシロウが病になってしまう。

北斗の拳の原作ブレイクを意図しない形で達成してしまい、
強烈な罪悪感に苛まれるマコトが女なのに北斗神拳を使って敵と戦っていく。
自分のせいで主人公たるケンシロウが病になってしまったため、
もがき苦しむマコトの苦悩が痛ましい。

戦闘描写からは作者の北斗愛が伝わってくる。

ドラゴンボール

未来からの手紙 new

未来からの手紙

あらすじ

セルゲームの前に悟空とチチが話し合ったことで原作とは異なる展開になり……

おすすめポイント

【悟空がしっかり父親をやる】
チチとしっかり話し合ったことで、
悟空が父性を発揮する。
悟飯や悟天に対し原作よりもちゃんと父親をやっている悟空が見れる。

【チチとの夫婦愛】
悟空→チチへの愛情をちゃんと描写している作品。
原作ではあまり語られなかった部分を考察して書いている。
最終話 サイヤ人よ、永遠に」のチチと悟空の問答シーンは素晴らしかった。
正直、涙腺をやられた。
チチがここまで存在感のある二次創作は珍しいと思う。

【完結している】
二次創作は完結しているだけで素晴らしい。
加えて面白いのだからたまらん。

ドラゴンボールad astra 

ドラゴンボールad astra

あらすじ

不老不死になった女主人公が地球の神としてドラゴンボールの世界で戦う話

おすすめポイント

原作初期~超まですべて描いて完結させているのが凄い。
主人公が地球人なのにインフレに負けない展開も物珍しい。

主人公は平然と敵の睾丸を弱点として攻撃するタイプ。
……男としてボージャックには心からの同情が湧き上がった。

ドラゴンボールの二次創作の中で個人的ベスト。

ドラゴンボールZ~孫悟空の娘~

ドラゴンボールZ~孫悟空の娘~

あらすじ

原作とは異なり、悟空とチチの間に双子が生まれた。
孫悟飯の姉として生まれた孫悟林が原作に影響を与えていく物語

おすすめポイント

サイヤ人寄りの考え方をする孫悟空の娘が主人公。
主人公の存在によって悟空の父性が強化されたり、
悟飯のヘタレ度が上がったり、
色々と原作とは異なる展開になる。

2022年8月時点では「ドラゴンボール超:力の大会編」までは完結している。
サイヤ人編から開始し、フリーザ編・ブウ編・ドラゴンボール超のエピソードを消化しており、
かなりボリュームがある。
ドラゴンボールをおさらいするのに便利な作品。

原作より悟空の父性が強めで、
人間味を感じやすいのが素敵。

恋姫†無双

真・恋姫無双【凡将伝】

真・恋姫無双【凡将伝】

あらすじ

紀霊に転生した主人公が袁家陣営を強化する話

おすすめポイント

麗羽様(袁紹)の魅力がこれでもかと詰まっている袁家ルート。
この作者が書く 麗羽様 が素晴らしすぎる

色々なキャラに手を出す主人公(紀霊)だが、
圧倒的メインヒロインなのは麗羽様。

ちなみに蜀アンチ的な作品なので、
劉備陣営好きにはおすすめしない。

人材を登用して内政に勤しみ、
どんどん陣営を発展させたり、
謀略・政略に軍師ともども頭を悩ませる等、
戦記物らしい描写が魅力的なキャラと共に描かれる名作。

欠点は絶望的な読みづらさ。
スレ形式のやつしか残存していない。
読者のレスが作品を読みづらくしている。
誰か読者のレスを消してまとめてほしい。

小説家になろうで
リライト作品が執筆中。
こっちは読みやすい。

ただまだ完結していないので、
結末まで読みたい場合は原典を当たってほしい。

繰り返すが 麗羽様 が素敵。
麗羽様が好きな人なら読まなきゃいけない作品

乱世の確率事象改変

乱世の確率事象改変

あらすじ

三国志に似た世界の流れを変えることを強制的に命じられた主人公:徐晃が
蜀を勝たせることで流れを変えようとするが、とんでもない勘違いを孕んでいて…。

おすすめポイント

主人公:徐晃がどんどん擦り切れていく物語。
主人公に重いを寄せる雛里も地獄に巻き込まれ、辛い思いをしていく。
蜀の面々と行動するが、蜀アンチ的な作品。

主人公と部下達のやりとりに泣ける。
願いの刃は殻を割く 
という話にて、主人公の部下が雛里に対して本音をこぼすシーンで号泣した。

読んでいて胸が苦しくなるシーンが多いけど、
とても綺麗なものを時に見せてくるので読むのが辞めれない。
感情を縦横無尽にシェイクしてくれる作品。

銀河英雄伝説

銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)

銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)

あらすじ

帝国側にオリジナル主人公を突っ込んだ話

おすすめポイント

僕を銀河英雄伝説の二次創作という沼に突き落とした作品。
主人公であるヴァレンシュタインが活躍する作品はいくつかあるが、
この作品が大本。

この作品以外にも、同盟側に所属するIfルートや海賊やっているIfルートもある。
そっちも目を通して頂きたい。

僕は銀河英雄伝説の原作を一巻までしか読んでいない。
なので銀河英雄伝説の知識・魅力はほぼ全てこの作品から学んだ。
つまり僕にとっては原作といえる作品である。

亡命編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)

亡命編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)

あらすじ

同盟側にオリジナル主人公(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン)を突っ込んだ話

おすすめポイント

直上で紹介している作品はエーリッヒ・ヴァレンシュタインが帝国で頑張る話。
今紹介している作品はエーリッヒ・ヴァレンシュタインが同盟で頑張る話。

亡命者として警戒されながらも、
段々と上層部に認められ影響力も増していく過程が見ていて楽しい。

ヤン・ウェンリーの力を借りたいのに、
ヤンからは過剰に警戒され、うまくいかずに苦しむ主人公がお労しい。

こういう軍事・政治が密接に連動し物語が展開していく作品、大好き。
帝国編と異なり、この作品はきちんと完結しているのも良い所。

かれこれ10回は読み直している作品。
銀河英雄伝説が好きな人なら絶対に読んでほしい。
銀河英雄伝説を知らない人も試しに読んでほしい。

僕は銀河英雄伝説の知識が1巻までしかないが、楽しく読めた。

IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)

IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)

あらすじ

帝国のブラウンシュバイク閥にオリジナル主人公(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン)を突っ込んだ話

おすすめポイント

主人公エーリッヒ・ヴァレンシュタインは門閥貴族に両親を殺されているので、
基本的に門閥貴族の閥に入ることはないが、
色々と運命がネジ曲がって、ブラウンシュバイク閥に属することになったIFルートの物語。

ブラウンシュバイク閥なので当然内乱でラインハルトと敵対することになる。
勝てる見込みは数%しかないが、
世話になったブラウンシュバイク公に恩を返すため、
エーリッヒ・ヴァレンシュタインは謀略を練る。

反逆者となり吹っ切れたブラウンシュバイク閥が内乱で暴れる話。
完結しているのが実によい。

この作者が描くブラウンシュバイク公、すごい好き
僕、原作のブラウンシュバイク公よく知らないんですけどね…。

銀河英雄伝説~その海賊は銀河を駆け抜ける

銀河英雄伝説~その海賊は銀河を駆け抜ける

あらすじ

帝国の海賊にオリジナル主人公(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン)がなり、戦争をかき乱す話。

おすすめポイント

主人公エーリッヒ・ヴァレンシュタインが暗殺されかけ、帝国の海賊になる話。
エーリッヒ・ヴァレンシュタインを主人公にした様々なIF物語があるが、
一番いきいきと謀略を練っているのがこの作品。
実に楽しそうに海賊家業をやっている。

戦争にもがっつり関わり、
ラインハルト、ヤン・ウェンリーのどちらからも一目置かれる。
と同時に凄い嫌がられてもいるのが面白い。

最終的にヤン・ウェンリーがめっちゃ被害を被る展開になるのが笑える。

美しく完結しているので、是非読んでみてほしい。
ここまでヤン・ウェンリーに同情した作品もなかなかない。

ボロディンJr奮戦記~ある銀河の戦いの記録~

ボロディンJr奮戦記~ある銀河の戦いの記録~

あらすじ

自由惑星同盟軍ボロディン提督の息子に転生した主人公が帝国に立ち向かう話

おすすめポイント

原作どおりに物語が進んでしまえば同盟は滅んでしまう。
その未来を避けるため主人公が奔走する話。

よくある転生者が無双する話かと思いきや、
思った以上に泥臭い動きをするのが良い。

実際、いくら原作知識があってもそう簡単にはいかないはず。
下積みは必要だし、根回しやコネだって必要になってくる。

軍内に影響力を持つために現実的な一手を打ち続ける物語。
地道な感じがリアルで好き。

遊戯王

じゃしんに愛され過ぎて夜しか眠れない

じゃしんに愛され過ぎて夜しか眠れない

あらすじ

毒蛇神ヴェノミナーガにマスター判定された主人公が遊戯王GX世界で暴れまわる話

おすすめポイント

【使っているデッキが希少】
仮面魔獣デス・ガーディウスがデッキのエースという主人公を初めて見た。
精霊化しているのが毒蛇神ヴェノミナーガや仮面魔獣デス・ガーディウスである作品も見たことがない。
普通の二次創作だと精霊化して主人公と同行するのは美少女カードが多い。
しかし、この作品では毒蛇神ヴェノミナーガと仮面魔獣デス・ガーディウス。
だいぶ変わっている作品である。

【吹いたシーン】
ブルーアイズの石板の中で海馬に対して祈っているキサラ。
ヴェノミナーガさんは石板の中からキサラを引きずりだし、
海馬へのプレゼントとして送る。

キサラ「わ、私がプレゼントです!!!!」
海馬「!?」
海馬社長がアテムにマインドクラッシュを受けた時のような衝撃を受けたのは言うまでもない。

上記シーンで吹いた。

マインドクラッシュは勘弁な!

マインドクラッシュは勘弁な!

あらすじ

原作は遊戯王DM・遊戯王GX
海馬コーポレーションに就職した男が原作に変化を加える話

おすすめポイント

【凄まじい量】
2023年7月18日時点で286話まで書かれている。
現在は遊戯王GXのセブンスターズ編が描かれている。
遊戯王二次創作の中でも圧倒的なボリュームがあるので、
決闘者の暇つぶしに最適。

【熱い決闘】
・キースVS遊戯
・キースVSペガサス
・遊戯VSアテム

上記の決闘が素晴らしかった。
キースの扱いがうまい作品は良い二次創作であることが多い。
この作品もそれに該当する。

【初代遊戯王の二次創作】
遊戯王GXの二次創作は多いが、
初代から始まる二次創作はレア。
初代は特に決闘ルールの変遷があるため、
二次創作を書く難易度が高い。
にもかかわらず今作は初代遊戯王を見事に描ききっている

普通のデュエリスト

普通のデュエリスト

あらすじ

原作は遊戯王ゼアル
オリジナル主人公を突っ込んで原作に介入させるお話

おすすめポイント

色々な遊戯王の二次創作・SSを読んできたが、中々完結している作品はない。
この作品は完結していて、なおかつ質も高い。
おすすめしない理由がない。

僕は特に読後感を重視していて、
読後感が素晴らしい作品は例外なく高く評価している。
この作品は読後感の良さが際だって良かったので強くおすすめしたい。
おすすめシーンは6話の主人公VS遊馬&アストラル。
激しい決闘と決闘後の切ない雰囲気が素晴らしかった。

花添愛華をヒロインにしている遊戯王二次創作を僕はこの作品以外に知らない。

コモンズの王 ジャックアトラス

コモンズの王 ジャックアトラス

あらすじ

原作は遊戯王ARC-V。
ARC-Vのジャックが最高のキングとして輝く話

おすすめポイント

平行世界のキング・ジャック・アトラスを見事に描いた作品。
カーリーに影響され、
最高にして最強のキングとなったジャック・アトラスが格好いい。

原作愛に溢れている素晴らしい作品。
ここまで見事に最高のジャック・アトラスを描き切るとは、作者を称賛するしかない。
デュエルの展開も見事、熱い決闘に魂が震える。

レビュー書くために軽く見直したら全部読んでしまった。
読み直してもなお最高だった。魂の名作。
こういう心を震わす作品に出会えるから二次創作あさりはやめられない。

宍戸丈の奇天烈遊戯王

宍戸丈の奇天烈遊戯王

あらすじ

原作は遊戯王GX世代に転生した主人公:宍戸丈。
カイザーや吹雪達と友情を育み、様々な決闘に挑んでいく。

おすすめポイント

200話近いボリュームがある二次創作。
デュエリストの暇つぶしに最適。

【個人的な推しキャラ】
この作品のバンデット・キースは超かっこいい。
宍戸丈 VS バンデット・キース 
ペガサス VS バンデット・キース

は名決闘であった。 
特にキースによる神の攻略法が素晴らしかった。

【オリジナル編が面白い】
二次創作は原作があまり関係ない所は面白くないことが多い。
しかし、この作品は違う。
第三章 ネオ・グールズ編
第六章 間話

のオリジナル編が面白い。
特にバンデット・キース絡みの話がお気に入り。

デュエリストなら絶対に楽しめる作品なので一読をおすすめしたい。

ネット小説・二次創作読書のすすめ

趣味としていかに素敵か、下記記事にて証明しています。

ネット小説(オリジナル・二次創作)系記事

2023年7月30日レビューネット小説

Posted by raishin