【ネタバレあり】トップガン マーヴェリック の感想
あらすじ以降はネタバレまみれで感想を書いていく。
まだ見ていない人はブラウザバック推奨。
良い映画だったので、是非見てから読んで下さい。
トップガン マーヴェリック あらすじ
戦闘機のエース・パイロットであるマーヴェリックは「とある作戦のためにエリート達に教導せよ」と命令を受ける。
教官となったマーヴェリックだが、教え子に死んだ相棒の息子がいた。
マーヴェリックは過去に確執がある相手を教導せねばならず、悪戦苦闘する。
悩みながら教導していくが作戦開始までの時間はどんどんなくなっていき……。
トップガン マーヴェリック 感想
音響についての感想
戦闘機のエンジンの始動音、
アフターバーナーの火の音、
空母から戦闘機が発艦する時の音、
などが実に素敵だった。
TOHOシネマズの音響がいいシアターで見たのも良かったのかもしれない。
重低音が体に響いて臨場感が凄かった。
映像・演出についての感想
戦闘機同士のドックファイトがリアルで素晴らしい。
昔の映画だとCGがしょぼかったりして作り物感が拭えないが、
今作は僕みたいな素人だと実機とCGの区別がつかなかった。
CGをどのくらい使っているのか気になって調べたら、かなりの部分を実機で撮影したことが判明した。
実機で撮影したことを語っている記事
いい意味で狂っている。
そらリアルになるわけだ……。
戦闘機のコックピットの中で強烈なGがかかっているのが良く伝わってくる演技が素晴らしいと思っていた。
しかし、実機で実際にGをかけていたらしい。そりゃリアルだよ……。
いい映画を撮りたいという役者とスタッフの執念を感じた。
シナリオについての感想
素晴らしき王道展開
ベタベタだけど、王道の展開に熱くなれた。
過去に確執があるマーヴェリックとルースターが戦場を共にし、
命を賭けて戦うことで和解していく。
使い古された展開だが、良いものはいつになっても良い。
号泣したシーン
戦場から帰還したマーヴェリックとルースターの会話が最高だった。
マーヴェリック「命の恩人だ」
ルースター「父の代わりです」
僕はこのシーンで号泣した。
前作を見るべきか?
僕はそもそもトップガンマーヴェリックに前作があることを知らずに見た。
それでも楽しめたから見なくても平気だと思う。
ただ、人間関係が微妙に分からないので、前作を見たほうが楽しめるとは思う。
キャラクターごとの感想
マーヴェリック
演じるトム・クルーズは年齢を重ねても格好いい。
相棒の息子をどう導いて良いか分からず、
アイスマンに弱音を吐くシーンは人間味が溢れており良かった。
ルースター
過去の確執を乗り越えてマーヴェリックと和解した後はワトソン的ポジションに落ち着く。
マーヴェリックの良き相棒になった。
コックピットの中でマーヴェリックと騒ぎながら敵機とドックファイトするシーンは素晴らしかった。
ハングマン
序盤、めっちゃ嫌なヤツだったのに終盤美味しいところを持っていったキャラ。
作戦のメンバーに選ばれなかった時も素直に引き下がったので、
意外とちゃんとした軍人なのかもしれない。
フェニックス
作戦メンバー唯一の女性。
実際、アメリカ海軍のパイロットに女性はどのくらい存在するのだろうか?
対G耐性は女性のほうがあると、どこかで聞いた覚えがある。
突き詰めて訓練したら女性のほうがパイロットに向いていてもおかしくなさそう。
唯一の女性メンバーだったが、作中そんなに掘り下げられなかったのであまり目立たなかった。
ボブ
陽キャ軍人達の中で異彩を放つオタクっぽいキャラ。
めっちゃ共感できるキャラだった。
浜辺でラグビーをしてチームの結束を固めるシーンがある。
めっちゃ楽しそうにトップガンメンバーがラグビーをするのだが、
果たしてボブは楽しめたのだろうか?
陽キャ軍団に混ざり込んだたった一人の陰キャを思わず心配してしまった。
ボブがあの謎ラグビーを楽しめたことを祈りたい。
まとめ
戦闘機のドックファイトが格好いい。
大空で繰り広げられる戦闘の臨場感と緊迫感を最高に感じられる映画。
誰にでも勧められるくらい完成度が高く、面白かった。
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