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2022/07/16~17 スマブラ大会「Phantom2022」inオーストラリア 観戦記

2022年10月16日スマブラスマブラ観戦記

Phantom2022とは?

オーストラリアで開かれたスマブラ大会。
日本人選手はにえとの選手が参戦。

スマブラの大会は規模に応じてシルバー・ゴールド・プラチナとランク分けされている。
Phantom2022は一番ランクが高いプラチナ大会である。

試合ごとの感想

Winners Top64 にえとの (勇者) Vs. Malikoff (ルイージ)

選手紹介:にえとの

日本最強ピチュー使い。
最近サブに追加した勇者がとうとう活躍する時がきたか?

選手紹介:Malikoff

オーストラリアのルイージ使い。
僕が見たランキングではオーストラリア3位だった。

1試合目

ステージは小戦場。

ルイージには勇者の方がいけるとにえとの選手は判断したのだろうか?
ピチューは軽いから暴れルイージサイクロンがしんどそうなイメージある。

Malikoff選手の1ストック目の奪い方が見事だった。
転がり受け身を読み切って上Bを合わせて撃墜。
相手を読み切った時のルイージほど怖いものはない。

先制されたにえとの選手だが、
ライデインやメラなどの飛び道具で%を稼ぎ、
高精度の崖攻めを行い、
あっという間に逆転した。
にえとの選手の崖攻めは本当にうまい。
相手にラインを渡さない高精度崖攻めは見習いたい。

にえとの選手、的確にダメージを与え、
最後はためる→上強で撃墜し勝利。
ルイージ相手に1試合通して全然掴まれていないのが素晴らしい。

にえとの選手 1 – 0 Malikoff選手

2試合目

ステージは小戦場のまま。

にえとの選手が圧倒した試合だった。
力量差がけっこうあると感じた。
この試合、にえとの選手はルイージの掴みを一回も喰らわなかった。

ルイージの弱みである復帰を狩り、
強みである投げからの即死コンは拒否。
ルイージ対策のお手本のような試合だった。

にえとの選手 2 – 0 Malikoff選手

3試合目

ステージは小戦場のまま。

にえとの選手が終始圧倒。
飛び道具とリーチ差を生かしてダメージを稼ぎ、
圧倒的精度の崖狩りでさらに%を得る。
そしてためるからの空中攻撃で仕留める。

相手の選手には悪いが、にえとの選手が負ける雰囲気は一切なかった。 完勝。

にえとの選手 3 – 0 Malikoff選手

Winners Semis にえとの (ピチュー) Vs. RaZe (リンク)

選手紹介:にえとの

日本最強ピチュー使い。
上投げ雷を相手のベク変見てから決めてくる。
最近ピチューをメインから外すことを宣言した。
しかし、その宣言以降ピチューが目覚ましい戦果を上げている。

選手紹介:RaZe

オーストラリア最強のピット使い。
リンクはサブキャラとして持っているのだろうか?

1試合目

ステージは小戦場。
序盤はにえとの選手ペース。

立ち回りで圧倒し、必殺の上投げ雷を決めて撃墜。
リンクは序盤の復帰が弱いから、どこかで復帰阻止決めてほしい。
回転斬りは上からの復帰阻止に弱いからピチューの空下メテオは決めやすいカードだと思う。

にえとの選手のターンは続く。
台を経由して下投げ→空上→空上→雷の高威力コンボを叩き込む。
にえとの選手、掴みの使い方がめちゃくちゃうまい。
面白いくらい相手を掴んでいる気がする。

にえとの選手、2ストック目も上投げ雷を決める。
珍しく一回上投げ→雷を失敗していた。
凄まじい操作精度故に、失敗しているほうが珍しい。

最終ストックも雷で決める。
下投げ→空上→雷の撃墜コンボを華麗に決めた。 芸術的な雷コンボだった。
空上の後、急降下を入れて高度調整して撃っているのが超ウマポイント。

にえとの選手 1 – 0 RaZe選手

2試合目

ステージは小戦場続行。

先程の試合と同じく立ち回りではにえとのピチューが圧倒していた。

崖攻めがめちゃくちゃうまい。
RaZe選手、無傷で崖を上がれたためしがない。
回避上がりすれば空後を喰らう。
その場上がり・ジャンプ上がりは空Nで潰されている。

相手を絶望させる崖攻めであった。

止めは伝家の宝刀、上投げ→雷でにえとの選手が先制。
にえとの選手が負けるビジョンが全く見えないくらい圧倒している。

にえとの選手がこの試合も圧倒するかと思ったら、RaZe選手が逆転する。
体力差を生かしたゲームメイクをし、ピチューの弱点の軽さを突いた。
まだ100%なのにリンクの上強でピチューは消し飛んだ。軽……。

にえとの選手苦戦するかと思ったら、その後立ち回りで圧倒。
崖で%稼いで、最後は下投げ→雷で撃墜した。
崖際だから相手が内ベク変入れることを読み切ってあえて下投げにしたのだろうか?

にえとの選手 2 – 0 RaZe選手

3試合目

ステージは村と街。

序盤からにえとの選手ペース。
1ターンで80%も稼ぎ、
そのままダメージを積み重ね、
最後は崖捕まりの無敵切れに横強をあわせて撃墜。

2ストック目も投げから高火力コンボを叩き込んで崖外に追い出す。
その後、崖攻めで%を稼ぎ、 最後は上投げ雷で撃墜。
ピチューの王道撃墜パターンが決まった。

3ストック目も展開は同じ。
投げからコンボで崖外に追い出し、崖で虐めて、最後は上投げ→雷
にえとの選手の圧勝だった。

相手も有名なプレイヤーなのに面白いくらい投げを通していた。
にえとの選手の掴みの上手さが光る対戦だった。

にえとの選手 3 – 0 RaZe選手

GrandFinal にえとの (ピチュー) Vs. DD (ワリオ)

選手紹介:にえとの

今大会一度もフルセットになっていない。
圧倒的な強さを見せて決勝まで来た日本最強ピチュー使い。

選手紹介:DD

ランキングを見た所オーストラリアで五指に入る強豪だった。
DDって名前なのにディディー使いじゃないのか……。

1試合目

ステージはすま村。

DD選手の攻撃が当たるたびに歓声が湧く。
圧倒的アウェーの雰囲気ににえとの選手が呑まれないことを祈りたい。

回避上がりからの上スマッシュでDD選手が先制。
対ピチューは普段やらないようなリスキーな攻撃をあえて撃って壊すという戦略がけっこう有効なのかもしれない。

にえとの選手、空Nからのダウン連横スマッシュですぐに追いつく。
空Nのベクトルが低いから受け身めちゃくちゃ取り辛そう。

2ストック目は一進一退。
他の試合に比べてにえとの選手が崖を狩りきれていない印象。
DD選手の崖上がりがうまいのかもしれない。

DD選手が横強で撃墜したが、にえとの選手も上投げ→雷で追いつく。
本当ににえとの選手は上投げ→雷ミスらないな。
GrandFinalという緊張する場面でベク変確認精度が落ちないの素晴らしい。

最後はDD選手がちょっと復帰をミスった所をきっちり刈り取ったにえとの選手が勝利。
崖を掴むタイミングで空Nしちゃって掴めなかったっぽい。

にえとの選手 1 – 0 DD選手

2試合目

ステージはすま村のまま。

にえとの選手、DD選手の1ストック目を削るまでに6回も掴みを通す。
にえとの選手の試合を見ているとスマブラがいとも簡単に掴めるゲームにしか見えない。
相手の「暴れるorガードを貼る」の選択を見通しているとしか思えない。

にえとの選手、2ストック目は上投げ→雷で撃墜。
3ストック目は空上→台着地→空上→雷で撃墜。
やたら雷で撃墜しているけど、 絶対こんなに当たらないよね……。
ピチュー使いの極致を我々は目撃しているのかもしれない。

立ち回りでも勝っているし、ここから逆転されることはなさそう。
明らかににえとの選手の方が強いように見える。

にえとの選手 2 – 0 DD選手

3試合目

ステージはポケスタ2。

DD選手、序盤から猛攻をしかけ、36%しかダメージを貰わず先制する。

DD選手ワリオの上スマッシュの使い方がうまい。
今回は相手の差し込みに対空技として使い撃墜した。
なんだかんだ上スマッシュで3~4回撃墜している気がする。
1試合目でもにえとの選手の回避上がりに上スマッシュを合わせて撃墜していたはず。

序盤のリードを守りきりDD選手が勝利。

2ストック目の上投げ雷を珍しくにえとの選手がミスっていた。
あれが決まっていればこの試合も勝てたような気がする。
ちょっともったいなかった。

にえとの選手 2 – 1 DD選手

4試合目

ステージは小戦場。

1ストック目、にえとの選手が鮮やかな復帰阻止で先制する。
電撃でルートを制限して空Nや空下で復帰阻止。
ピチューの復帰阻止の教科書のような展開を見せてくれた。

DD選手、ピチューの空後をガーキャン上スマッシュで狩り追いつく。
上スマッシュだけで何ストック奪っているのだろう……。
上スマッシュの扱い方が実に素晴らしいプレイヤーだ。

にえとの選手の2ストック目の奪い方が美しい。
ワリオのバイクを崖外にぶん投げて、
相手がバイクを避けて復帰ルートが制限されたところを空Nで仕留めた。

にえとの選手の勢いは止まらなかった。
崖を徹底して狩り続け、あっという間に80%稼ぐ。
最後は下投げ→空上→雷で鮮やかに撃墜し優勝を決めた。

雷を当てるバリエーションが豊富で見ていて楽しかった。
たぶん相手のベク変によって確定するルートが色々変わることは想像できる。
その中で適切なルートを選択し、毎回雷をぶち当てているのが素晴らしい。

にえとの選手、優勝おめでとうございます!

にえとの選手 3 – 1 DD選手

まとめ

結局、一度もフルセットになることなく勝者側を駆け抜けてにえとの選手が優勝を勝ち取った。
どの試合を見ても、明らかににえとの選手の方が腕が良かった。

個人的にピチューの多彩な雷の当て方が見れて大満足。
にえとの選手の鬼のような崖狩りも1プレイヤーとしてとても参考になった。

最近、日本人選手が海外大会で暴れまわっているのが嬉しいし楽しい。

スマブラ観戦記事


2022年10月16日スマブラスマブラ観戦記

Posted by raishin