感動の再誕!ライブアライブ(LIVE A LIVE)リメイクの全編感想を紹介
ネタバレ全開で感想を書いていくので、
未プレイの人はブラウザバック推奨
現代編の感想
声優
高原 日勝:CV「関智一」
森部生士:CV「秋元羊介」
ドモンと東方不敗を想起させるような声優配置。
どう考えても狙っていやがる……。
戦闘
森部のじーさんの浴びせ蹴りが強すぎる。
現代編は一対一の戦いなので、
向き変えが入るだけで相手の行動を阻害できる。
ひたすら浴びせ蹴り撃っているだけで完封できることもある。
原作に比べてリメイク版では森部のじーさんが弱体化しているので、
さらに難易度が下がった。
オディ・O戦も気合溜めして回復しつつ、浴びせ蹴りしているだけで何とかなる。
演出
ストリートファイター感のある演出は健在。
オディ・O戦のMEGALOMANIAへの繋ぎ方が神すぎる
「ナムキャットの足技…」
「グレート・エイジャの飛び技…」
「ハンの関節技、ジャッキーの力…」
「モーガンのパワー、森部の爺さんの奥技が!」
「そして…この俺の怒りがッ!」
MEGALOMANIAスタート
「てめえをブッ潰す!!」
戦闘前のVS画面表示
いやもうこの流れが格好良すぎる。
センスありすぎて大興奮した。
SF編
原作より怖くない
原作を知っているということもあり、
初めて原作をプレイした時に抱いた恐怖よりは控えめだった。
ベヒーモスに最初に襲われるシーンも説明が入って、
時間的余裕があるのであんまり怖くなかった。
通路からいきなりベヒーモスが飛び出てくることがあり、
それに関してはまじで怖かった。
とはいえ最初に書いたとおり原作よりは怖くなかった。
ヒロイン:ダース伍長
序盤にコーヒーを渡そうとすると激怒してキューブを蹴飛ばしていた伍長。
しかし、最後の最後はデレる。
ベヒーモスを倒した後、
キューブの入れたコーヒーを所望する。
「うん…確かに…こいつは苦いな。
だが…今はこの味が最高だな」
声優さんの名演技もあり、素晴らしいシーンになった。
声が付いたことで、
ダース伍長はさらに深みのあるキャラになった。
幕末編
岩間さまに殺される
僕はライブアライブ原作の幕末編と中世編は未プレイ。
なので岩間さまの強さを知らなかった。
城の池の中に潜む岩間さまとエンカウントしてあっさり敗北した。
あっさり戦える魚がそんな強いと思わないじゃん……。
何度か挑戦したけど勝てなくて諦めた。
「影一文字」の石化付与が有効らしいので、
勝ちたいなら狙うと良い。
50人斬り
特に斬った人数にこだわらず進めたら50人斬りくらいだった。
0人や100人斬りはけっこう大変そう。
斬った人数によってEDの景色が変わる。
また、0人斬りだと「陸奥守吉行」がもらえる。
功夫編
誰に修行をつけるべきか?
修行回数が一番多い弟子が後継者になり生存する。
すべての修行を後継者にしたい弟子に集めることを推奨。
後継者以外は死んじゃうので、
修行した分が無駄になってしまう。
弟子の中で誰を後継者に選ぶべきか?
最終編での強さを考えたらレイ・クウゴ一択。
レイ・クウゴがあまりに強い。
待機:短の全体攻撃「画竜天聖の陣」が雑魚戦で輝く。
心で弟子に選ばれたユンが一番主人公くさいが、それでもレイを選ぶべき。
旋牙連山拳がカッコ良すぎる
オディワン・リーとのバトル直前のやり取りがかっこよすぎる。
「サモ!ユン…!」
「見てなよッ!!」
「心山拳奥技…」
「旋回牙連山拳ッ…!」
レイと同時に老師の声も入っているのが最高に良い。
そして神BGM、MEGALOMANIAスタート。
このボス戦の入り方が素晴らしすぎて鳥肌がやばかった。
個人的に原作→リメイクで一番改良されたシーン。
声と演出がパワーアップしたことで功夫編の魅力が跳ね上がった。
このシーンが好きすぎてYoutubeで何度も見返してしまう。
西部編
マッドがかっこいい
原作をやったのはずいぶん前だが、
それでもマッドが弱かったことは印象に残っている。
しかし、リメイクで強化され、ボイスも付いたことで強キャラ感が出た。
マッドの演技が軽妙で、しかし渋さもあるのが素晴らしい。
TXジターバグが強い
TXジターバグが多段技(15Hit)で向きを変える特性付き。
O・ディオのガトリング銃をキャンセルするのにとても便利。
マッドを最終編に連れていきたいと思わず願ってしまうほどの有能技。
近未来編
人類補完計画っぽい
黒幕の目的は「全人類を液体人間にすることで争いをなくすこと」
めっちゃ人類補完計画っぽい。
ただ年代を見るとエヴァよりもライブアライブの方が先に出た作品なので、
エヴァのオマージュとかではない。
ボス戦への入り方が最高に熱い
「ざけんなよ…」
「そんなカッコにならなくてもな…」
「ひとつにはなれんだよ!」
「なあ……」
『そうだろ、松ッ!!』
名台詞と共にMEGALOMANIAが始まるのがたまらない。
原作屈指の名シーンに声が付いて、演出が強化され、さらにパワーアップした。
何度見ても感動する最高の場面。
たぶんこのシーン、30回は見直している。
戦闘BGMのリメイクが素晴らしい
近未来編の通常戦闘BGM「psychoで夜露死苦」
原作ではそこまで印象に残っていなかったが、
リメイク版はめちゃくちゃ良くなっていて、気に入ってしまった。
軽快な管楽器のフレーズが素敵。
原始編
ゴリの扱いが不憫
何かあるたびにぶん殴られるゴリが不憫で笑える。
実際、殴られてもしかたないふざけた行動が多い。
セリフなしでコミカルなシーンをプレイヤーに伝わるように描くのは相当大変だったはず。
制作陣の苦労が垣間見える。
べる強すぎ
最初から覚えている「ぽかぽか」が多段技で強い。
良い装備を与えればかなりの威力になる。
範囲回復技「ふれふれー」
範囲回復ができる上に力バフも配ってくれる、強い。
広範囲高威力攻撃「るーるー」
広範囲攻撃+Hit数10の多段技という高性能技。
技性能がどれも良く、めっちゃ強い。
パーティーで一番強いのが守るべき女の子っていうのが面白い。
ざきと共闘するのが熱い
最終局面でざきと共闘するのがめっちゃ良かった。
ライバルが最後仲間になって共闘、という王道の熱さが素敵。
ただボスの「おーでぃーおー」が弱いのがちょっと残念。
ポゴはズドゲラデイン、ざきはばりどりー、べるはるーるーを使っていれば簡単に勝ててしまう。
るーるーが強すぎる。
中世編
EXP、メニュー、戦闘勝利後の文字が赤い
オルステッドが闇落ちすることを示すかのように色々な所が赤い。
こういう細かいところにも気を使っているのが分かって嬉しい。
スクエア三大悪女アリシア
実は原作の中世編を未プレイなので、アリシアがどういうキャラか知らなかった。
中世編をプレイ後、
「うん、スクエア三大悪女に入っているの納得だ……」となった。
誰よりもオルステッドを信じると口では言った
オルステッドを信じると言った口で
助けに来てくれなかった、と詰る。
そして何故かストレイボウにやたら感情移入している。
しまいには「負ける者の悲しみなどわからなのよッ!!」と言って自害する。
アリシアも姫様やっていたのだから、
どちらかというと勝ち組のような気がするのだが、どうなんだろう?
アリシアの心情に全く共感できなかった。
何が何でも助けようと思った姫がクレイジー&ヒステリック女で、
いきなり自殺されたら、そらオルステッドも魔王化するよね。
心のダンジョンのアリシア
心のダンジョンのアリシアの心を読むと
「お願いです‥‥止めてください‥‥オルステッドを‥‥」とほざく。
いや、君がオルステッドを魔王にした最大の原因なんですけど?
ストレイボウは
「……俺の…せいなのだ…あいつが…魔王になって…しまったのは…」
と反省している感じがあるだけに、アリシアの酷さが目立つ。
ストレイボウの有名なセリフ
「むかしッからそうだ!俺がどんなにどりょくしても!てめえはいつもそのひとつ上を行っちまうッ!!」
「俺があの夜どんなに苦しんだか‥‥」
「てめえにッ!てめえなんかにッ!!わかられてたまるかよッ!!」
「だが‥‥俺は今迄の俺じゃあねえ‥‥」
「今こそッ!てめえをブッたおしッ!!」
「てめえの引き立て役だった過去に決別してやるッ!!」
「あの世で俺にわび続けろ
オルステッドーーーーッ!!!!」
ライブアライブ名シーンの一つ。
原作の中世編は未プレイだったので、
ようやくこのシーンにたどりつけて大満足。
共感
合コンでいつもイケメンに美女を掻っ攫われて咽び泣く陰キャ男子。
友達が美女のせいでいつも道化の立ち回りを強制される引き立て役女子。
ストレイボウのセリフは嫉妬に溢れる我々にとって、多大なる共感を抱けるものであった。
最終編
オルステッドのアリシアへの恨み
ピュアオディオが使ってくる技「セントアリシア」が恨みの塊のような技。
天使のような女がいきなり絶叫して炎と共に焼かれる。
オルステッドから見たアリシアの印象が反映されているのだと推測できる。
かなりホラーな技。怖いしびっくりする。
Youtubeのリンク
リメイク版追加ボス
リメイク版追加ボス:sinオディオからオルステッドが抜け出し、
自ら肥大化させた憎悪と決着をつける。
オルステッドが最後にプレイアブルキャラになるとは思っていなくて超興奮した。
まとめ
リメイクとしてどうか?
神リメイクとしか言いようがない。
特に功夫編と近未来編は最高の出来だった。
ボス戦への入り方が良すぎて震える
ボス戦への入り方が秀逸なゲームランキングがあれば、
間違いなく一位を争う。
盛り上げて盛り上げてからのMEGAROMANIAという流れが神すぎた。
総評
「ライブアライブリメイクは神作なんだよ!」
「なあ…」
「そうだろ、松ッ!!」
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