ファイアーエムブレム 風花雪月 青獅子の学級ルート：感想
ネタバレ祭りなので、
未プレイ者はブラウザバック推奨。
シナリオ感想
王道シナリオ
帝国に攻められて、祖国から逃げ延びた王子が復讐心を抱く。
復讐のために戦っていた王子が仲間の献身にだんだん心を開き、
次第に立派な王へと成長していく。
というThe王道展開。
殿下がヘル殿下になる
個人的にはディミトリの闇落ちがあまり好きじゃない。
ヘル殿下状態になると、
復讐心に引きずられすぎて発言・行動・戦略がいまいちになるのが残念すぎる。
青組の皆が良い奴だから平気だったけど、
謀反起こされり見捨てられたりしてもおかしくない態度であった。
ヘル殿下は闇落ち系男子を支えたい女性にぶっ刺さりそうなキャラではあった。
女性人気すごそう……。
戦略のツッコミどころ
同盟領を通過し、帝国に攻め入った後、
殿下が改心して「やっぱり王国を取り戻してから」となって、
王都を攻める展開になる。
戦略上、無駄が多すぎて指揮官としてどうなの？と思ってしまった。
物資・人材のムダ遣い、半端ない……。
青組のクラスの雰囲気
幼馴染や知り合い同士で構成されているので他のクラスに比べて一体感がある。
二部になってディミトリがヘル殿下状態になっても、
ちゃんと殿下として尊重しているので、
皆それなりに忠誠心や親愛を抱いているのだと思われる。
キャラクターごとの感想
ディミトリ
キャラ感想
1部では好青年だが、2部になると闇落ちしてヘル殿下になる。
かなり好き嫌いが分かれそうなキャラ。
闇落ちするのはかまわないが、
もう少し冷徹に戦略を練って復讐を達成しようとして欲しかった。
戦力としての評価
アタッカーとして申し分ない性能。
魔防の伸びが悪いので、
魔防だけステータスアップアイテムで補ってあげれば隙がなくなる。
相手の物理攻撃を被弾しても0ダメになるくらいカッチカチになれるユニット。
二部に入った時に初期装備している騎士団も強くて使いやすい。
回避型の騎士団ではないので、
守備・魔防を上げて敵の攻撃を耐える形がおすすめ。
二部になると固有スキルに「HP満タン時回避+20」が追加されるので、
回避型に育成することも可能。
戦力としては最強格。
アネット
キャラ感想
おっちょこちょいではあるものの真面目で努力家の女の子。
二部に入ると女っぷりが上がる。
個人的には二部のキャラデザが好み。
一人で作業中に謎の歌を口ずさむ。
フェリクスが謎の歌に魅了されてしまう支援会話は面白いので必見。
僕のプレイ時のアネットさんは最終的にディミトリと結婚して王妃になっていた。
戦力としての評価
射程が2の魔法しか覚えないので、
アイテムで補強しないと厳しい。
射程が弱いのは魔法ユニットとして致命的な気がする。
戦力としては正直使いにくい
アッシュ
キャラ感想
恩を忘れない、真面目な好青年。
ぶっちゃけあんまり印象に残っていない。
戦力としての評価
アッシュを仲間にしているとプレイできる外伝にて、
移動力を上げられるアイテム「風呼びの靴」が手に入る。
移動力を上げられるアイテムは「エキスパンション・パスによるボーナスアイテム」を除けば「風呼びの靴」のみ。
超貴重なアイテムなので必ず取得したい。
紋章も持っていないし、固有スキルも戦闘系ではないため、
戦力としてはぱっとしない。
とはいえ青組は弓兵が他にいないので、
アッシュが輝く場面（弓砲台使う等）は存在する。
ドゥドゥー
キャラ感想
忠誠心もりもりのダスカー人。
ドゥドゥーの外伝（弱き者の戦い）をクリアしていないと
二部で死んでしまいキャラロストする。
二部でドゥドゥーが援軍に駆けつけた時、
めっちゃテンション上がった。
青組ルートをプレイしただけでは「ダスカーの悲劇」の詳細がよくわからなかった。
もっと掘り下げて欲しかった……。
闇落ちした殿下を見ても、
まったく動じずに支える決意を固めるドゥドゥーはまじでいいヤツ。
戦力としての評価
速さと魔防が低い。
紋章も持っていないし、固有スキル（待機時守備＋4）もぱっとしない。
しかも外伝をクリアしないとキャラロストする。
外伝をクリアしても二部の途中から仲間になるので、
他のキャラより育てる機会が少ない。
戦力としてはいまいちだが、
めっちゃいい奴なので育てよう。
イングリット
キャラ感想
ご飯大好き女騎士。
キャラデザが素晴らしい。
シルヴァン・フェリクスとの幼馴染会話が見ていて楽しい。
戦力としての評価
速さが上がりやすく、飛行適正が高い。
相手の攻撃をばんばん回避してくれるので前線に出しやすい。
僕は踊り子→ファルコンナイトにして無双させていた。
剣回避＋20を持ったグリットちゃんはマジで強かった。
メルセデス
キャラ感想
おっとりしている女の子。
死神騎士イエリッツァの姉でもある。
家庭環境は非常に複雑。
本編開始時の年齢は22歳と知ってびっくりした。
もっと若いと思っていた。
戦力としての評価
青組の貴重なヒーラー枠。
リブローで前線のアタッカーを回復。
近づいてきた的をリザイアで蹴散らす。
役割がはっきりしている分、実に使いやすいキャラだった。
フェリクス
キャラ感想
良きツンデレ。
一部ではツンが強いが、
二部になると丸くなり、ツンとデレのバランスが良くなる。
ヘル殿下にきちんと苦言を呈する数少ない人。
アネットの変な歌やベルナデッタのよう変な女に興味を惹かれてしまう、
変な女好き。
上記二人との支援会話は面白いので是非見て欲しい。
戦力としての評価
力と速さが伸びやすい。
フラルダリウスの紋章が通常攻撃の威力を上げてくれるため、
どんな局面でも使いやすい。
踊り子にして剣回避＋20を付けると、
一人で敵を殲滅できるレベルに強くなる。
シルヴァン
キャラ感想
女好きのフリをした女不信キャラ。
声がまじで良い。
来世はこの声にしてほしい。
イングリットとフェリクスとは幼馴染。
彼らとの支援会話は仲良くて好き。
赤ルートで幼馴染達を殺されたシルヴァンが復讐に燃える姿を見て、
幼馴染達への愛の深さを感じた。
戦力としての評価
バランスの良いアタッカー。
破裂の槍を使うために槍を伸ばしていけば良いと思う。
黒魔法の才能があるが、
そっちを伸ばすと器用貧乏になるので、
普通に槍メインアタッカーで良いと思う。
ギルベルト
キャラ感想
父親としてダメすぎる男。
ダスカーの悲劇で王様守れなかったのを悔いるのはかまわんが、
だからといって妻子放置するのはダメすぎだろ。
まだ、妻子を捨てて王国のために滅私奉公するならマシだが、
それすらせずに修道院の騎士をやっているってのが終わっている。
経歴がくそすぎて好きになれなかったキャラ。
戦力としての評価
速さが壊滅的なので、ほとんど使わなかった。
難易度ノーマルだとタンク役を用意する必要性があまりないので、
自然とギルベルトを前線に出す機会が少なくなる。
青組ルートでしか仲間にならないので、
次週に向けて育てる必要性もない。
なのでサブに回すことが多かった。
まとめ
青組ルートは闇に蠢く者とあまり関わらないシナリオなので、
一番最初にやるのをおすすめしたい。
