【うらみちお兄さん】個人的に好きなセリフ&名言集
うらみちお兄さん とは?
あらすじ
子供向け番組の体操のお兄さんである「うらみちお兄さん」が子供たちに大人の悲哀を見せつける物語
共感できる主人公
体操のお兄さんであり社畜でもある「うらみちお兄さん」に大人なら共感できる。
社畜である自分が社畜である「うらみちお兄さん」に共感し笑えるし物悲しくもなる。
社畜の皆さんにおすすけの漫画。
笑える漫画
うらみちお兄さんの絵の回は基本的に笑えるのでおすすめ。
うらみちお兄さんのセリフと表情が教育番組っぽくなさすぎて面白い。
個人的に好きなセリフ&名言集
「カズキくん、放っておいてもらえるってすごい幸せなことだったんだなって思う日が必ず来るよ」
シチュエーション
第2巻にて、
他の子を無視して遊ぼうとしないカズキくんに対して
うらみちお兄さんが言ったセリフ
感想
子供の頃は自由で好きなことできたけど、
大人になると仕事で社畜になって、
家に帰れば夫とかパパとしての役割が待ってる。
いつも何かに追われてて、
いつも何かしらの役割があり、
本当の自分に戻れる時間なんてほとんどない。
「放っておいてほしい」って思うこと、社畜にはよくある。
うらみちお兄さんの言葉、笑っちゃうけど、めちゃくちゃリアルだなって感じる。
そしてそれに共感できる自分が大人になっていることを自覚して悲しくなる……。
理屈とか正論とか社会において何の役にも立たないんですよね
シチュエーション
第3巻にて、
真夏に冬用のPVを取る羽目になった一行。
PV撮影後に居酒屋で熊谷が言ったセリフ。
感想
「理屈とか正論とか、社会においてあんまり役に立たないんですよね」
っていうのは本当にその通りで、
会社などの組織ではむしろ感情論のほうが通ることが多い気がする。
相手の感情を逆撫でしないようにしつつ、
どう満たせるかにフォーカスした方が、
会社での立ち回りがうまくいくことが多い。
特に若手は、ついつい正論をかましたくなるけど、
それが原因で上司に疎まれちゃうこともあるから注意が必要。
現実の会社生活では根回しっていう感情コントロールのスキルが結構重要。
そういうことが理解できてしまっている時点で、
老いたことを自覚し、僕はちょっと落ち込んだ。
責任という呪いのような言葉に縛られて悪くないことにもごめんさいしてきたからなんだよね
セリフ全文
「…お兄さんだけじゃない
たくさんの大人達がどうして今日も生きているか知ってるかな?
”責任”という言葉に縛られて悪くないことにもごめんなさいしてきたからなんだよね
でもねお兄さんは謝罪は決してプライドの放棄ではないと思う
今後の人付き合いのためなら尚更ね」
シチュエーション
第4巻にて、
喧嘩している子供達にうらみちお兄さんが投げかけたセリフ。
感想
めっちゃ共感できるセリフ。
大人になると人生のいたるところで無辜なのに謝罪を求められる。
エクステリアの営業やってた時、
こっちが悪くないのに謝ったこと思い出して、
ほんと営業ってクソだなって再認識した。
営業がどれだけ大変でクソかは、
別の記事で詳しく書いてるから読んでみてほしい。
とにかく営業なんてやめとけ。
経営者たちは「責任」って言葉で労働者を搾取しようとするから、
ほんと気をつけないといけないね。
フィジカルとメンタルのバランスがギリギリなんとかなっていれば元気ってことになるのが現代社会だからね!
シチュエーション
第4巻にて、
番組冒頭の挨拶でうらみちお兄さんが言ったセリフ
感想
月曜日の満員電車に乗るとみんなの目が死んでて、僕も例外じゃない。
誰もがフィジカルもメンタルもギリギリの状態で保ちながら、
無理して「元気なふり」をして生きてる感じ。
会社に着いても実際には元気なんてないのに
「おはようございます!」って元気に挨拶するのが社会人の宿命。
こうやって書いてると、自分まで鬱々しくなってくるけど、
これが現実なんだよなぁ。
ちょっと悲しいけど、これが現代社会の一面ではある。
子供達の見本になれるほど完全な人間なんて誰もいないよ
セリフ全文
「教育番組に関わってる人間だって子供達の見本になれるほど完全な人間なんて誰もいないよ」
シチュエーション
第5巻にて、
熊谷弟に対してうらみちお兄さんが言ったセリフ
感想
「子供達の見本になれるほど完全な人間なんて誰もいないよ」って言葉、
ほんとその通りだなって思う。
子供の見本になるって、想像以上に難しい。
親になってみて初めて痛感した。
だって、自分だって中学高校時代は深夜まで遊びまくってたし、
そんな自分がどのツラ下げて子供に「門限守れ」なんて言うんだろう。
親だからって完璧でいなきゃいけないなんてことはないけど、
子供には少しでもいい影響を与えたいって思うし、
そのバランスが難しい。
みんな完璧じゃないけど、
それでも頑張ってる。
そんな大人たちが世界を回していると思うと少し肩の力が抜ける気がする。
したいあそびのひとつもないのに生きていてたのしいの??
セリフ全文
「大人になるとすきなあそびなくなっちゃうの?
それともお兄さんにだけすきなあそびがないの?
すきなあそびがないなんてかわいそう…
おやすみの日に何して過ごしているの?
したいあそびのひとつもないのに生きていてたのしいの??」
シチュエーション
第8巻にて子供達がうらみちお兄さんに言ったセリフ。
言葉が鋭すぎて笑える。
感想
社畜になると気づかないうちに生活の全てが仕事に染まっちゃう。
残業で遅くまで働いて、
その後もキャリアのために勉強したり、
土日も仕事に関係する生産性のあることをやろうとしたりして、
遊びや休憩をないがしろにしがち。
僕も一時期、生産性に囚われすぎてて、
新しいことをやろうとすると「これってマネタイズできるかな?」って考え、
結局何もできなくて挫折するってパターンを繰り返してた。
やりたいと思ったことを仕事とか生産性とか金に結びつけるとろくなことがない。
下記記事ではそんな状態の僕のもがきを記している。
僕たちに本当に必要なのは「やりたいからやる」「遊びたいから遊ぶ」「休みたいから休む」っていうシンプルな精神だと思う。
生産性っていう呪いを一旦捨てて、
心の赴くままに行動することで、
本当の意味での豊かさや楽しさを見つけられるんじゃないかなって思う。
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